04年11月20日〜12月29日

最近の子供はどうか分らないけど、今の大人の多くはガキの頃に日記を何日か書いた経験があるのでは?
斯く言う私もその一人、当然この日記も不定期です。 (2001年8月19日、記)


04年11月20日(土)   Bad News

 僕の身辺でなく、世界で起きた出来事の中で、近頃最も暗い話。

 イラクでこの10月に拉致されたアイルランド系イギリス人女性マーガレット・ハッサンさんが殺害された。殺害の映像がアルジャジーラに届いたが、アルジャジーラも、「視聴者感情への配慮」を理由に放映を控えた。

 ハッサンさんは国際的な人道援助活動をするためのNGO、ケア・インターナショナルのバグダッド事務所代表。イラクだけでなく、パレスチナの難民キャンプなどを含め30年にわたり援助活動を続けてきた人とのこと。
 報道によれば、ハッサンさんはイラク国籍も取得していて、イラク人男性と結婚し、イスラム教徒だった。過去30年のうち、この5年間はイラクでの人道支援援助活動に携わってきた。イラク戦争には強く反対し、開戦前の昨年1月にはニューヨークの国連安保理を訪れ、戦争が起きればイラク社会の混乱は計り知れないと警告していた。

 アルジャジーラは今月1日、武装グループが48時間以内に英軍が撤退しない限りザルカウィのグループに彼女の身柄を引き渡すと脅迫してきたビデオを放映していた。一部のメディアには、ザルカウィすら、この武装グループに対してハッサンさんを解放するよう要求していたとの話も出ているが、真偽は僕は知らない。

 僕は日本のニュースでも映像が流れたハッサンさんの悲痛な顔を憶えている。彼女はイギリス軍が撤退することを求めていたが、その悲痛な表情は、彼女の信条に裏付けられているというより、自分が殺されるかもしれないということを強く意識していることを見る者に感じさせた。だから余計に、文字通り悲痛な表情に映った。
 僕が見た、ハッサンさんが殺害されたことを報じる新聞記事には、その時の映像からキャプチャーされたに違いない、その時の彼女の悲痛な顔の写真が使われていた。

 新聞記事には、ハッサンさんの親族が出した声明が出ていた。
「彼女はアラブ世界の友人だった。(イラクへの)経済制裁と戦争に反対していた。だれも(殺害を)正当化できない」。

 そして、ケア・インターナショナルの声明も。
「彼女は、イラクの貧しい人々、不利益を被った人々、とりわけ子どものために生涯をささげたすばらしい女性だった」。

 彼女を殺害した「武装グループ」、単なる犯罪者集団なのか、犯罪者集団としてのテロリスト・グループなのか、何なのか分からないが、こいつらのやっていることは全くバカげている。バカでは足りない。あまりに愚かだ。まさしくキチガイ野郎だ。こいつらは何回地獄に行っても足りないような連中だとしか思えない。全く、全く愚か過ぎる。世界がどんなに暗くたって、ここまで暗いニュースはそうそう多くない。全く暗闇の、暗黒の暗さだ。


04年11月20日(土)   9時から9時まで

 9時から9時まで。朝9時から夜9時まで? 朝9時から翌朝9時まで? いいや、朝9時から翌日の夜9時まで。

 月曜から水曜も、たしか終電と終電間際と終電乗り遅れだったが、木曜は、いや木曜から金曜は、木曜朝9時から金曜の夜9時まで。一睡もしなかった。金曜の夕方以降は何度も何度もタバコ吹かしに行ったけどな。金曜の退勤の後は、カイシャで数少ないよく話せる同僚と帰りが一緒になり、飲んだ。家に土曜の午前1時前頃に着いた。
 金曜の夜の退勤は9時だったか、未だ9時前だったか、しかしおおよそそんなもんだし、そもそも36時間のうちの 5分や10分、それが15分にしろ20分にしろ、そんなチンケな誤差が何なのかねってとこだな。両日とも、昼休み中だってシゴトしてるし、木曜の夜だって菓子パン1個食っただけだ。金曜の朝だって食堂の1個40円のクロワッサンみたいなちっこいパンを口にくわえて直ぐにデスクに戻ってるんだ。歯磨きと洗面だけはしたぜ。

 僕はどっかに落とすものを落として自分の身を守るだろう。自分の身体を守る、心身を守る、それから僕が具合わるくなったら辛くなるし悲しくなるし困ることにもなる家族を守る、家族との生活を守る・・・。十分だな。

 こんな暮らしをしていたら、身体を壊さなくても、気づいたら、息子が無精ひげを生やしていて、いつの間にこんなに大きくなったんだって思うだろう。続けたらその前に身体があぶないだろうが、僕は本当に かけがえのない時間を失ってる。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 今日も、
 Always Look on the Bright Side of Life !
 と記しておくが、こわれない対策は考えなくてはならない。考えて、何とかする。僕は何とかするつもりだよ


04年11月21日(日)   マジで、お体を大切に

 昨日起きてからずっと首の後ろ側の骨が痛い。いつも痛いが、尋常でない。背中につながる、というか背中だな。首の後ろの下、もう背中に入った辺り。俺の感覚では、時々、骨が肉を突き破ってるんじゃないかと感じるほど、痛い。背中の、腰に近い部分の骨も痛い。
 それでいてHTMLヤク打ってるのは、精神にはヤクだが、骨にはよかない。まぁ、心身のバランスだね。それに、意地でも記録しておかないと、結局、心にも身にもよかないのさ。

 4月以降の俺の第一の友人のカイシャの労働環境はずっと、ずーっと異常だが、この2週間はけっこうひどかった。というか、もう蓄積してたから、午前3時帰宅とか、朝9時から翌日の夜9時までとか、そういうのはもう崖っぷちの身体が背中から押されて、崖の下の風景が見え、あ、そうか、俺の身体は崖っぷちだったんだって改めてはっきりと気づいた、そんな感じだ。
 俺だったり僕だったり、俺の第一の友人だったり僕の第一の友人だったり、スキゾフレーニアは増殖しているようで、俺も僕も俺の第一の友人も僕の第一の友人も、どの人格もひどく疲れているのは間違いない。むむ、四っつ? 昔EL&Pに『四重人格』とかってアルバムがあったような。ま、俺・僕と俺・僕の第一の友人というのははい、別人ですぞ、別人。

 何しろ、こんな日 とかその後のあんな時 とか、そんな日 とか、はては こんな日、じゃねぇこんな2日繋がり もあった。まぁ打ってない日も終電だったり、終電乗り遅れだったり、終電間際だったりするわけです、ほとんどの日において。で、土日は自宅でシゴトに手をつけ、そうじゃない時間はHTMLヤク打ってる以外はグッタリして横になっているわけです。

 昨日は夜になって、頭痛も激しくなった。咳もひどかった。木金の徹夜もあって頭髪と身体がベトついた感じがして気持ちわるく、頭痛を押して風呂に入って直ぐ、更に頭痛が激しくなった。直ぐに出た。身体もまともにふけないままに倒れるように横になった。頭痛はいや増す。アタマが割れそうな気がするほど痛く、もう死んじまうような気がした。「病院に行こう」と妻に言われたが、行く元気がないと応えると「救急車を呼ぼう」と言われた。しかし激痛に襲われながらも、救急車に乗って苦しみ呻っている自分の姿がふっと浮かび、自分の身体がどうこうより、救急車の中で呻ってるよりも自宅の寝室で妻に世話されながら呻ってる方がずっとマシで、少しはしのげる気がした。そのうち、激しい頭痛の中で自分のこの間があまりに肯定しがたくどうにもこうにもひどく悔しい気持ちで一杯になり、そして、大事な家族のなかでこんな暮らしをしてしまっていること、モロモロが頭の中を掻き回し、痛感と悔しさで(たぶん一種の)興奮状態になっていた。俺は声を出して泣いていた。いや、僕は泣いていた。そこいたのは俺なんかじゃない。

 僕はどっかに落とすものを落として自分の身を守る必要がある。自分の身体を守る、心身を守る、それから僕が具合わるくなったら辛くなるし悲しくなるし困ることにもなる家族を守る、家族との生活を守る。

 こんな暮らしをしていたら、身体を壊さなくても、気づいたら、息子が無精ひげを生やしていて、いつの間にこんなに大きくなったんだって思うことになる。いや、続けたらその前に身体そのものがあぶない。僕は本当に かけがえのない時間を失ってる。 時間を失い、空間を失い、身体が、心身が、揺らいでる。

 お体を大切に。
 へとへとになってきたら、なおのこと、いよいよ、お体を大切に。
 そして、かけがえのない時間を大切に。

 今日も、
 Always Look on the Bright Side of Life !
 と記すほかない。ただ、こわれない対策は考える必要がある。具体的な対策を。そして、対策を実行していかなければならない。考えて、何とかする。僕は、何とかするはずだ。
 僕は以前のあのときは、HTMLも打たなかった。吼える力はなかった。音楽すら聴けなくなった。
 だから、今は違う。身体はあの頃よりイカレぽんちきだが、吼えようとしてるし、何とかしようという気持ちは意識できているし、音楽だって聴ける。だから、僕は大丈夫なのさ。僕は、きっと何とかする


04年11月23日(火)   『勤労感謝の日』ですかい?

 こんな とか あんな とかの後なんだけど、日曜夜は夕方から身体起こし(もう頚椎痛痛で肩コリコリで腕パンパンで起き上がらんのや)、夕方辺りに1時間余、それから晩飯後に夜10時から午前2時ちょっと前まで自宅シゴト、そんでもって月曜も9時からで昼休みも半分削り23時40分まで勤務、終電帰り。駅まで妻の迎え。もうこんなことは常態化しているからタバコもけっこうスパスパ吸っちまうんだが、それにしても正味時間としても長時間勤務。実際、こんな終電帰り程度はぜーんぜん珍しくないんだけどさ。今、午前2時50分。明日はしばし寝てられるからゆっくりめに『晩』深夜飯を食った、焼酎お湯割り飲みながら。もうじき寝るさ。で、午後から自宅シゴトしますわ。

 僕はどっかに落とすものを落として自分の身を守る必要がある。自分の身体を守る、心身を守る、それから僕が具合わるくなったら辛くなるし悲しくなるし困ることにもなる家族を守る、家族との生活を守る。

 かけがえのない時間を失ってる。 時間を失い、空間を失い、身体が、心身が、揺らいでる。

 お体を大切に。
 そして、かけがえのない時間を大切に。

 でもって Always Look on the Bright Side of Life !
 と記して、こわれない対策に向かう、ま、そのうち。僕は、何とかする。
 僕は以前のあのときは、HTMLも打たなかった。吼える力はなかった。音楽すら聴けなくなった。
 だから、今は違う。身体はあの頃よりイカレぽんちきだが、吼えようとしてるし、何とかしようという気持ちは意識できているし、音楽だって聴ける。だから、僕は大丈夫なのさ。僕は、きっと何とかする


04年11月25日(木)   9時から6時20分まで

 9時から6時20分まで? 早いね。いや。
 するってーと、まさか朝9時から翌朝6時20分まで?
 いいや、朝9時から翌日の夕方6時20分まで、っだっつーの。

 昨日の水曜朝9時には勤務開始、本日夕方6時20分で退勤した。
 つ、つまり9時から42時20分まで。
 ま、先週 9時から45時まで があったのよりはマシか。しっかし、もう今日の方が疲れてたな。蓄積してっから。

 僕はどっかに落とすものを落として自分の身を守るだろう。自分の身体を守る、心身を守る、それから僕が具合わるくなったら辛くなるし悲しくなるし困ることにもなる家族を守る、家族との生活を守る・・・。十分だな。

 こんな暮らしをしていたら、身体を壊さなくても、気づいたら、息子が無精ひげを生やしていて、いつの間にこんなに大きくなったんだって思うだろう。続けたらその前に身体があぶないだろうが、僕は本当に かけがえのない時間を失ってる。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 今日も、
 Always Look on the Bright Side of Life !
 と記しておくが、こわれない対策は考えなくてはならない。考えて、何とかする。僕は何とかするつもりだよ


04年11月28日(日)   日曜外勤後のグリーンデイル

 休日もどのみち家でシゴトの多いあっし。今日は外勤、とある学会にワケあって聴講に行ってまいったのである。帰宅したら郵便ポストに パレスチナ子どものキャンペーン の会報が届いていて、着替えながらニール・ヤングの GREENDALE をかけ、PC立ち上げてメール受信したら、アジアフォーラム横浜 の証言集会ご案内メール受信。何と今日はいい日だね。カイシャじゃなくて社会と繋がってる感覚が少しでも起きるのは喜ばしいことです(自分への皮肉混じりなんだけどね)。しかし横浜は地球の裏側だし(はぁ?)休日は横になってぐたぐたしてるか持ち帰りシゴトなのである、おまけに次週は息子の学校の参観日、あっしはこの街から出ません。

 そういや、ほんまの地球の裏側のブラジルからは、一昨日ブラジル人の友人からのメールが届いた。どっかに友人がいることを確認できることは嬉しいことであります。

 今日は 「ロック」 、ニール・ヤングの GREENDALE を再考、再稿、更新した。この頃もこのアルバムはわりと聴いているんだが、ここんとこはニール・ヤングと言えば HARVEST MOON をよく聴いてる。だいぶ前から持ってるアルバムだが、この頃またしばしば聴いてるわけ。ニール・ヤングって人は本当にいろんなキャラを一人のミュージシャンの人格の中に持ってる人で、それがヤングの魅力の一つでもあるかもね。そのうち、 HARVEST MOON も「ロック」のコーナーにアップしましょう


04年11月29日(月)   痛くても Look on the Bright Side of Life !

 今日は有休。どのみち、休日はうだうだと横になって休む、HTML打つ、それ以外は持ち帰りシゴト。この土曜もそうだったし、昨日は外勤だったし帰宅後も持ち帰りシゴト。今日もこれからやる。
 近頃は 9時から45時まで までとか、
あるいは 9時から42時20分まで とか、
それから こんな日も あった。

 その他の日だって4月以降ほとんど変わらぬ生活なわけだから、もう相当にキテる。
頚椎が痛い。首の右側やや前下(ここって鎖骨?)が痛い。首の後ろ側も痛い。真後ろ直下だったりやや左だったりやや右だったり。痛い痛いイタイ、痛くてたまらん。腕も張る。パンパンだ。痛い痛いイタイ。既に椎間板ボロボロかもね。

 人間の一生には限りがある。
僕はどっかに落とすものを落として自分の身を守るだろう。自分の身体を守る、心身を守る、それから僕が具合わるくなったら辛くなるし悲しくなるし困ることにもなる家族を守る、家族との生活を守る・・・。

 人間の一生には限りがある。僕はそのなかで妻と生きている。息子はどんどん成長していく。僕は本当に かけがえのない時間を失ってる。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 今日も、
 Always Look on the Bright Side of Life !
 と記しておくが、こわれない対策は考えなくてはならない。考えて、何とかする。僕はいつか僕を解放するだろう。
 何とかするつもりだよ、僕は。

 【追記】
 しばらく持ち帰りシゴトやって、その後、つい今しがた、ほんの少し息子とキャッチ・ボールをやった。毎日無理矢理シゴトやって時間のない僕が、腕や首が痛くてもたまに息子とキャッチ・ボールやりたいと思うのは当然だろう。案の定、途中で高めのボールに飛びついた時に首の後ろ側の下辺りの背中に激痛が走った。それから20球投げて今日はおわりにした。あんまりやると首折っちゃうよ(笑)。これからまた持ち帰りシゴトに戻る。
 僕には今年で小6、来年は中学に入ることになる息子がいる。そして妻がいる。僕が意思を持って生きていかないはずはないだろう


04年12月 4日(土)   午前2時半

 最寄駅着可能な終電乗れず。2駅手前が終着となる電車に乗り、下車後、予め電話してお願いした妻の迎えクルマに乗り帰路、帰宅。メシと熱燗1本。食後に副鼻腔炎のヤクと頚椎・腰椎共に椎間板ボロボロヘルニアのヤク、メチコバールとオパルモン、それにアレだよアレ、ルボックス。そして只今、午前2時半。しばしぼーっとしてからレンドルミン飲んで寝るわ。じゃな。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 Always Look on the Bright Side of Life !

 明日、じゃないね、今日、今日の午後は息子の授業参観。


04年12月 4日(土)   授業参観

 昨夜というか今日というかこれもんだったが、今日の午後は大事な授業参観。妻と出掛けた。授業は歴史の授業。感想を少しばかり。

 親がクルマで来るとクルマが沢山になってしまうので、クルマはご遠慮くださいと通知に書かれたいたにもかかわらず、行ってみたら学校敷地内に親達のクルマが沢山。何てこった。これで子供らはどう育つ?

 クラスの児童の親達は入れるだけ教室の後ろに入っていて、そこでは静かだが、廊下からは親達の騒がしい声が聞こえる。後から来たもの同士の会話、先に終わったクラスの親達の会話。それが目の前の教室の中の授業風景なんてお構いなし、ぜーんぜん普通のボリュームで喋ってる。何てこった。これで子供らはどう育つ。

 授業は子供達の発表。班に分かれ、紫式部とか徳川家康とか徳川慶喜とかペリーとか野口英世とか、各班が選んだ歴史上の人物について、年表や業績など発表し、感想を述べる。息子の班は野口英世。発表内容は工夫されていて良い方だったと思う。
 進め方について感想を二、三。子供達に発表させるのはヨイが教師の講評というものがほとんどない。全くないといってよい。また、他の班の発表に耳を傾けずペチャクチャ喋ってばかりの子が注意されない。ああいうのはきちんと注意しなくちゃダメだ。注意されないままいつも繰り返していれば、子供は結局それでいい、こんなものだと思ってしまう。なのに何も注意されない。にもかかわらず、授業終了時になって「皆さんの発表も聴く態度も良かった」との教師のコメント。それはなかろう。
 発表の後には、教師の講評はもちろんだが、それだけでも不十分。他の班の子供達からコメントや質問をさせる。それにまた発表した班が応える。うまく応えられなくてもヨイ。そのコミュニケーションが重要だ。用意した言葉だけでなく、その場で考えてものを喋る訓練が重要だし、そうした話し合い、言葉の交換が人間を鍛える。一方的な発表だけでは「教育的」とは言えない。もう小6だぜ。拙くとも、シナリオにない自分の意見をまとめ、表現する練習をするべきだ。

 こういう場は、人の話を聴く能力、自分の考えをまとめて表現する能力、そしてコミュニケーションする能力、人の意見を聴きながら自分の考えをまとめていける能力、そういうものが実践的に訓練される機会であってほしい。折角やってんだから。

 息子は今は近隣の広場に行って、母親のノックを受けてる。練習です(後で分かった追記。野球クラブのコーチ親子も来ていてそのコーチからノックしてもらえたってことだった)。父親は頚椎も腰椎も痛め、疲労困憊で家に残り、HTMLヤクを打っているのであった。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 Always Look on the Bright Side of Life !_


04年12月 5日(日)   ゲバラ と サラリーマン

 昨日の朝刊の雑誌広告に ふざけるのもいい加減にしろ ってのがあった。雑誌は KKベストセラーズ の CIRCUS とかっての。こんな雑誌知らんかったけどね。

 以下、「(!)」、「(!!)」 もしくは 「(!!!)」 は おいらが付けたものです。
 「巻頭総力大特集(!)ゲバラ式仕事哲学」
   ・・・なんじゃいこりゃ。
 「30代サラリーマンよ!いまこそ心にチェ・ゲバラを!(!!)」
   ・・・おいおい。
 「絶対負けないゲバラ式戦略と戦術を身につけよ!」
   ・・・ゲバラは最後にボリビアで殺されました。
 「独り勝ちサラリーマンのゲバラ式仕事術を徹底公開」
   ・・・「独り勝ち」という呼称の貧困なる精神と「ゲバラ」という名の何という対比!!

 「2005年30代サラリーマンに階層社会が到来!今日から貴方のシゴトに革命を起こせ!」
   ・・・だと。

 「階層社会」がやって来るから貴方は「独り勝ち」サラリーマンを見習って「革命」を起こしてってことで「革命」⇒「ゲバラ」というこの何とも貧困なる発想。貴方も貴様もお前らも、とにかく勝ち組に入ってとりあえず負け組にならんようにねってわけだ。それで「ゲバラ式」? バカバカしい。もうこんな卑しいコピーって週刊新潮とかとはまた違った意味で貧相かつ皮相だね。信じられない。これさ、発禁にしろよ発禁。ま、表現の自由か(笑)。

 ご丁寧に「超一流の仕事人たちが最強のゲバラ式(!!!)仕事術を指南」なんて特集まで組まれてるぜ。それでもって、「超一流の仕事人」さまが何人も登場して、それぞれ【時間術】、【整理術】、【交渉術】、【残業回避術】、【対話術】、【手帳術】をご「指南」! バカバカしさもここに極まれり。

 もちのろんろん、ゲバラを神格化するつもりなんてないけどさ、あまりにひどくない? これに「ゲバラ」の名を使うのって。キューバかアルゼンチンの『公共広告機構』みたいなのが抗議でもしてくれないかね(爆)。あまりにバカバカしいか。
 ものほんのバカ、バカ、バカ、大馬鹿者だね、こいつら。この編集だの特集だのに関わってる奴って何人もいるんだろ、当然。だから、こいつらってことね、バカ!

 今年はゲバラがキューバ革命に参加する前の友人との南米ヒッチハイク旅行記の翻訳書が出たり、その映画化が話題になったりで(『モーターサイクル・ダイアリーズ』ただし「モーターサイクル」は旅の始めに事故で失う)、何回目かの「ゲバラ」ブームとも言えるんだろうけどさ、エルネスト・チェ・ゲバラについては三好徹の『チェ・ゲバラ伝』でも読んで泣けよ。おいらも読んだのはこの1冊だけどさ。全く上記の雑誌特集についちゃぁ、まさに噴飯ものだね。噴っていうより糞、クソだよ。クソだって大事なんだからさ、もっとわるいか。とにかく読まんでももう見出しだけでその「クソ以下」「クソ未満」度はよーく分かるよ。ほーんま、繰り返し言うけどゲバラを神格化する気はさらさらないし、ゲバラって人は実にヒューマンな人でありながらかつ稀有の人だったと思うけど、この CIRCUS って雑誌のバカ特集はさ、そこまでアンタら、精神が貧困なの!?って感じだね。日本で成果主義とかやってくと、こんな貧相な発想ばかりになるんかね、おっそろしいわ。

 ほんだったら、おいらは
 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 ほな、Always Look on the Bright Side of Life !


04年12月11日(土)   12月8日真珠湾とジョン・レノン二郎さん神経科日誌

 12月8日は真珠湾攻撃の日。これってルーズベルトが仕掛けた説もあるけど真相は如何に? 少なくとも第二次大戦後にチリやニカラグア等にやったこと、ベトナム戦争のトンキン湾事件、最近では結局WMD見つからずのイラク攻撃等々みれば、そういうアメリカなら仕掛けしてても不思議はないけどね。
 12月8日はジョン・レノンが殺された日でもあり。これはよく憶えてる。僕が学生時代のこと。僕はラジオでやってた追悼番組から流れる ストロベリー・フィールズ・フォエヴァー を聴いていた。

 2004年12月8日の僕は二郎さん神経科。疲弊してるし、副鼻腔炎のヤクも切れて鼻づまりするしで、午後早退した。午後から直ぐ早退したかったが、昼休みも半分以上シゴトし、午後もやり、3時少し前に退勤。耳鼻科に行き、その後に二郎さん神経科へ。前回はヨメさんにヤクもらいに行ってもらったが、今回は二郎さんと対面。いやはや先月下旬は2回徹夜勤務があったし、きつかったっす。「ふむふむ、それであなたは先月の残業時間どのくらい? あなたはタバコいつもより多かったとか能率落ちたとか言って休憩時間入力しちゃってるんでしょ? え? 昼休みも半分とか半分近く働いてもシステムで自動的に昼休み1時間引かれてしまう? するとね、実際の残業時間は先月どのくらい?」。そいつぁ先月は 100時間は超えますね。「ふむふむ、いけませんなぁ、まったく」。

 耳鼻科でヤクもらい、神経科ではルボックスとレンドルミン。ヤク切れは遺憾だからねぇ。

 それが水曜日。木曜は金曜まで勤務して夜中の 0時20分に退勤。2つ手前の駅までの最終に乗り、その駅からは妻の迎えクルマで帰宅。2時過ぎに夕(?)食。3時過ぎに就寝。そして直ぐに時間は経ち、金曜はまた朝から出勤、23時10分頃退勤。あーあ


04年12月11日(土)   めでたし、めでたしの2勝

 今日は朝、床屋へ。その後、息子の野球の試合観戦。応援。日刊スポーツ杯! たぶん近隣の新聞販売店がスポンサーなんだけどね。チームの6年生の自宅で3カ月、日刊スポーツ取ってくれませんか? OK、OK、協力しまっせ。産経や読売ならゴメンこうむるけどさ、日刊スポーツだもん。自宅配達分はえっち系記事ナシ版だって。それならええよ。

 この大会は我が街ドラゴン・シティだけでなく、周辺の他の市町村からも参加するビッグな大会。1回戦は昨年度の優勝チームと当たりました。どうもレギュラーが台湾遠征中(!)とのことだったが、やはり控えも強い。だけど逆転勝ちしました。めでたし! 途中交代で出場。
 2回戦は息子も先発出場。これも勝ちました。

 息子は1回戦はライト。2回戦はレフト。2回戦でレフト線に惜しい当たりがあったなぁ。ライナーで大きく飛んだけれど惜しくもファウル。今日はヒットなかったけど、上手いバントがありました。それとかなーり高々と上がって距離感の掴みにくいレフトフライを見事にキャッチ・アウト。よかったよかった。とにかく2回戦も勝って、めでたし!

 明日は準決勝、それに勝てば決勝。にもかかわらず、明日の僕は自宅持ち帰りシゴトなのである。やらないと来週(月)〜(金)が更に大変になり(毎週そうなんだけどさ)、身体がたいへん。やむを得ず


04年12月12日(日)   ヒット1、得点は2!

 昨日の2勝に続き、今日の準決勝へ。親父は自宅持ち帰りシゴトにつき、本日は観戦・応援できず。妻からメール入る。準決勝は先制して勝ってる。息子もセンター前ヒット、更にホームに帰って得点1! 妻子の帰宅後に聞いたところによると、準決勝はフォアボールによる出塁とその後のホーム生還による得点1もあり、出塁率5割の得点2! 結局、決勝に進み、決勝戦は強豪相手に1点先制され、しかし雨で中止となり、今度の土曜に再戦、1イニングからやり直し。さて、日刊スポーツ杯の優勝カップはいずこに


04年12月12日(日)   GREENDALE 、原子爆弾廃絶の方法

 今週はアマゾンから4件、購入品が届きました。書物は『ファスト風土化する日本』と『教育と国家』。シゴトだらけの毎日で、一体いつ読みますかね。

 音楽関係では、ニール・ヤングの GREENDALE の映画DVD盤。こいつぁ期待通り。あんがい(?)このアルバムの10曲、最初の1曲目がおいらの1番のフェイヴァリットかも。
 音楽のもう一つは、U2の新作CD、HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB 、原子爆弾廃絶の方法。でもボノのインタヴューをテレビで観たけど、どうも原子爆弾廃絶に隠喩させて不仲だったけれど死んでしまった父親への想いを込めたりしてるらしい。聴き込んでないし、詩も読んでないので今は解説しません。でもミュージックとしていいっすよ、新作も。


04年12月12日(日)   Be & Will Be Alive !

 昨日は息子の試合観戦できて良かった。ヒットはなかったけど、上手いバントにいい守備。今日は持ち帰りシゴトで行けなかったけどヒットに得点。試合も勝ち。決勝は途中から雨強くなり、今度の土曜に順延。行けないけど、またがんばれ!

 人生はその持ち主が主体になる。もちろん家族の存在を始めとする周囲からの影響もあれば、逆に周囲に影響を与えもするけれど、僕の人生は僕以外の誰にもそれを生きることはできない。代理や代替はない。カイシャの肩書きや組織の中の役割と、一個の人生の主体とは全くの別物だからだ。・・・まぁ当たり前の話だけどさ。

 そういう意味で具体的な人生は抽象的な概念ではない。僕の妻は、今にして思えば、あるいは少なくとも結果的に言っても 無謀だったという結末になった転石の時もよく僕の動かし難かった感情を理解してくれたし、出戻りの時も僕の性格からして あまりに苦しい選択だからと、自分も仕事を頑張るし生活が金銭的にもっと貧しくなっても構わないと言って『心から』反対してくれた。そして、最後の最後に同意してくれた。そんな妻と、そして妻との間にこれからも元気に生きていく、今も健やかに成長している息子を持ち、そんな大事な家族を持ち得たこと、それは僕の大きな幸せだと想う。人の人生は『その』人が生きるものなんだ。つくづく僕はそう想う。

 僕は、ごく最近、人生の大きな決断をした僕の友人の幸せと、そして僕の幸せやそれに繋がりそこから繋がってもくる僕の家族たち(兄貴も兄貴の家族も両親もみんな含めて)、その幸せを祈願する。僕には宗教がない。宇宙を律する何かに祈ろう。そして、前を向いて歩こう。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 Always Look on the Bright Side of Life !_


04年12月18日(土)   日刊スポーツ杯、優勝ならず。

 先週日曜の決勝、雨で中止による、本日の順延の決勝。残念ながら8対1で負け。息子は内野ゴロ1本。途中交代。しかし準優勝ではないか。立派なもんだ。まだ君たちは小学生。これからもたくさん挑戦すること、楽しいことがある。明るい気持ちで、楽しみを持って、これからもがんばってくれ。

 おいらは今週も終電だの終電間際だの。しかし昨日は何とか8時台に退勤し、約束の六本木へ。職場の「分かり合える」同僚と、以前からよく知る一回り年配の別の事業所の先輩職員等と飲む。店には奥にギターやマイクが用意されてあり、途中からママが弾き語りで歌を歌った。『枯葉よ』、とか曲名忘れたけどカンツォーネとか、はたまた『天城越え』とか。いやはやこれがびっくり。正直言って驚いた。ギターもスパニッシュ風でなかなかのものだったが、歌が凄い。「上手い」という言葉では言い表せない、とにかく超絶、上手い。声量、声の艶、伸び、音域の広さ、言うことなし。明らかに、プロ歌手の実力と言ってよい。テレビに出てくるなかには半端なプロ歌手もどきがいくらもいるが、そいつらなど比較にならぬ上手さ。びっくりしました。昨夜はその素晴らしい歌を聴けたことと、先輩職員から改めて「出戻りをもし今も気にしているなら気にするな、ということを言いたくて今日は誘った」と言われたことを感謝する。
 もちろん今も気にしている。出戻り当初の強烈な気持ちとはまた違う種類の深さのものではあるが、今も気にしている。これからも気にするだろう。しかし、その言葉自体は、正直、おいらにはありがたい言葉だった。おいらはそれに素直に暖かいものを感じたのだ。おいらはそのことに素直でありたいと思っている。

 蓄積されたシゴトの疲労、肩の痛み、腕の強烈な張り、そして二日酔い・・・。今日はずっと家にいて、そのくせ持ち帰りシゴトにも手を出さなかった。明日は意見書を書く。意見書だよ、意見書。


04年12月20日(月)   意見書

 只今、2004年12月20日(月)の午前0時半。日曜の昼間から打っていた意見書をまとめ終えた。カイシャに、来年度の組織編成と業務遂行態勢の改編・改善を求める内容のもの。『当たり前の品質』は当たり前に保証でき、そのうえで『魅力的な品質』を少しでも目指せるような態勢を求める。現状はひど過ぎる。というよりも異常。昨年度以前からずっと異常だったのであるが、おいらがこの課のガチョウになっている以上、このまま放置するわけにはいかない。シゴトが仕事となって成果を上げ、そしておいらの身体もせめてこわれぬよう、態勢の改善を求める。
 もう疲れたから詳しくは書かないけど、また気が向いたら(気が向いたらね)ここに書くかも。

 日曜は息子が小6としてのシーズン最後の公式試合。にもかかわらず、意見書作成で応援に行けなかった。
 間が置かれて開かれたある大会の準決勝と決勝だったが(土曜のはそれとは別の日刊スポーツ杯!)、準決勝で負けた。自分のプレーに関することで、悔しかったならちゃんと記憶していてほしい具体的な部分を息子が忘れていて、僕はそのことを叱った。お父さんは学校のテストでも野球でも失敗そのものはそんなに叱らない。だけど悔しさは悔しさとしてちゃんと胸にとっておかなければだめだ。くよくよするのではない、ただ、その悔しさをちゃんと記憶に留めなくてはいけない。ちょっときつく叱ってしまった。まぁ時には必要なことなのさ。

 さて、おいらは、僕は、意見書を書いた。これから寝て、出勤して紙とメールで提出する。
 具体的な人生は、抽象的な概念とは違う。僕の妻は、今にして思えば、あるいは少なくとも結果的に言っても無謀だったという結末になった転石の時もよく僕の動かし難かった感情を理解してくれたし、出戻りの時も僕の性格からしてあまりに苦しい選択だからと、自分も仕事を頑張るし生活が金銭的にもっと貧しくなっても構わないと言って『心から』反対してくれた。そして、最後の最後に同意してくれた。そんな妻と、そして妻との間にこれからも元気に生きていく、今も健やかに成長している息子を持ち、そんな大事な家族を持ち得たこと、それは僕の大きな幸せだと想う。人の人生は『その』人が生きるものなんだ。つくづく僕はそう想う。

 そして、前を向いて歩こう。

 お体を大切に。
 お体を大切に。そして、かけがえのない時間を大切に。

 Always Look on the Bright Side of Life !_


04年12月23日(木)   意見書疲れ?

 先日、意見書を書いて出しました。ま、意見書疲れなんてことではなく、兎にも角にも働き過ぎ、働かされ過ぎの疲労困憊、頚椎・腰椎・副鼻腔・神経なんでもかんでもでもって、頚椎イタタ、背中イタタ電流走り、腕は張りまくり、腰もイタタ、鼻もほんま詰まります、兎にも角にも疲労困憊。身体は沈んでいこうとするのであります。
 身体だけでなく、どうも正直、ヤル気というものが湧いてこない。本当に疲れてしまった。湧水の町に還って水分を補給しましょう。年明けで心機一転図りましょうかってとこかね。シゴトの方は年度が改まってようやく心機一転するのかどうか。・・・まぁおいらの意見書をどのくらいマトモに受け取ってクレルのかというとこなんだけど。

 今日は妻は年賀状づくり、本日は野球の練習のない息子は年末旅行の行き先変更でネット検索、電車調べ。平和な一日に僕は身体を沈めつつ、精神を鎮めつつ、じっと休むのであります。疲れはどうやって取れますかね。身体の元気はどうやって取り戻しましょうかね。ま、頚椎・腰椎・副鼻腔・神経とかとは今後もお付き合いでありましょう。
 今日は平和な一日。ウチはね。

 A little love and affection
 In everything you do
 Will make the world a better place


 ニール・ヤングは GREENDALE のなかで、こう歌ってます。

 そして、
 お体を大切に。
 これはポール・サイモンの歌ね。このアルバム のなかで歌ってます。

 そして、かけがえのない時間を大切に。

 そして、Always Look on the Bright Side of Life !
 これはモンティ・パイソンらしいね。マイケル・ムーア から聞きました(笑)。


04年12月25日(土)   クリスマス

 我らはクリスチャンではない。結婚前は贈り物をし合ったが、ノンクリスチャンなんだからと、結婚してから止めた。子供ができてしばらくしてから、クリスチャンであるなしよりも、子供時代に夢のあることを考えられることはいいことだと考え直し、そうするとサンタが我が家に来てくれるようになった。
 サンタは小さな子供達を訪れるのに忙しい。去年は代わっておとん&おかんが小さな贈り物をあげた。今年もサンタは小さな子供達のために忙しい。息子に希望を訊くと、ミスチルの新発売のライヴDVD、でも全額出してあげたら甘い。普段無駄遣いをしない息子に、毎月の小額の小遣いがいくらくらい貯まってきているか訊いてみた。息子は毎月、小額の小遣いの更に半分を、Nゲージ等を誕生日などに買うときの足しにするために貯めている。それには手をつけず、それ以外にいくら使わず残しているか。それを訊いて話し合って決めた。3/5 は親から、2/5 は息子。一昨日、アマゾンに注文。昨日、発送しましたメール。近日中に届きます。今日届いたよ。クリスマスに間に合った。さっそく観ました、聴きました、息子も当然喜んでおりました。特に届いた時の喜びようは親も嬉しくなるものでした。今日届いてくれたのも感激。

 サンタは今年も小さな子供達のために忙しい。世界中の子供達に、そして彼ら彼女らが成長していく世界に幸あらんことを。そして世界が平和でありますように。サンタがいるんなら、どうか支援してほしい。我々も頑張ります。我々と我々の住む世界のために。

 A little love and affection
 In everything you do
 Will make the world a better place


 ニール・ヤングは GREENDALE のなかで、こう歌ってます


04年12月25日(土)   身体疲弊、そして新年は近い。

 1年の、というべきか、いや4月以降の、というべきか、カイシャの作業シゴトによる疲労困憊、身体の疲弊がギリギリ近いところまで来ている。腕がぱんぱんに張っている、頚椎ヘルニアは悪化、首の後ろ側下辺りに電流が走る、手は痺れる、腰椎ヘルニアも悪化(だがとりわけ頚椎がひどくなってる!)、副鼻腔炎も悪化して鼻詰まりひどく、神経は擦り切れ(切れてないけどさ)・・・。
 元々チョー非合理な態勢で、5月下旬からは昨年度以前から疲れが蓄積していたメンバーが休みに入り、その後は補充もされず、何もソシキ的な手は打たれず、半年近くも経ってから年度内業務をほんの少しだけ減らしただけ。終電乗り遅れ、終電、終電間際が大半。果ては朝9時から翌日夜9時までの一睡もせぬ勤務、同じく朝9時から翌日夕方6時過ぎまでの一睡もせぬ勤務。フチョウによる書類長期滞留、ほんの少しだけのなるほどの校正と大半を占める趣味シュミ校正。昨年度終わってなければならない業務をいくつも残したまま4月以降に入っている課にガチョウとして異動してきたおいら・・・。
 身体はきつい。非常にきつい。じっとしていると身体は沈み込んでいく。近頃はなるべく(『なるべく』ね)残業してもできる限りの早め退勤を心掛けているが、そうしていても最早かんたんにこの蓄積疲労、身体疲弊は元に戻らない。明らかに相当なる時間と相当なる養生があって多少ともよくなっていくものであろう。・・・今の疲労困憊、身体沈み込み状態を考えたら、そうとしか思えない。この診断には医者は要らない。自分自身でどのくらいひどいかってよーく分かるほどの疲弊だよ。これ、哀しいことに断言できる。

 今日は妻の年賀状づくりが完成する予定(おいらはこの間ちょこっとアイディア参加しただけ)。息子は家の掃除にも参加。今日は野球の練習も休みなのだ。夕方は我が家の一旦の忘年会をする。どこ行こうか。

 明日は息子の野球の本年の練習納め。子供達VS親父連の対抗試合。おいらは頚椎・腰椎ヘルニア爆弾を抱える身、ほんの1打席、カッコだけでも加わる程度にしておこう。その後に納会だ。

 おいらの身体は沈み込んでるが、今日は平和な一日。ウチはね。世界にはいろんな『ウチ』がある。おいらは世界にも関心を向けていきたい。生きたい。

 A little love and affection
 In everything you do
 Will make the world a better place


 ニール・ヤングは GREENDALE のなかで、こう歌ってる。

 お体を大切に。
 これはポール・サイモン。このアルバム のなかで歌ってる。

 そして、かけがえのない時間を大切に。おいらが小6の息子と過ごせるのは来年3月まで、中1の息子と過ごせるのは来年4月から再来年3月まで、中2の、中3の、高1の・・・・・・こうして時は過ぎていくんだ。夜中に家に帰ってくるような親父であり続けていいはずないじゃないか。かけがえのない時間を失わないために、かけがえのない時間を大切にしたい。

 Always Look on the Bright Side of Life !
 これはモンティ・パイソンらしい。マイケル・ムーア が教えてくれた(笑)


04年12月26日(日)   息子の成長は続く

 今日は息子の野球の今年の練習納め。記念で父親チームとの対抗試合。

 朝、妻に起こされる。きつい。行きたいのに、シゴトの疲労困憊、疲弊蓄積で、身体が起きない。15分ぐらいして何とか起きる。出掛ける。
 腰椎、頚椎の椎間板ヘルニアを押し、息子の小6の年末練習納め記念の試合に出る。小6の公式試合シーズンは終わり、来年度の小6、今の小5以下に引き継ぐ記念の、父子対抗試合なのだ。1打席だけでもと思い、出る。

 子供チームとの試合。おいらの第1打席。セカンドゴロ、アウト。第2打席、ピッチャー脇、ショート・セカンド間を痛烈に抜くシングルヒット、1打点。監督曰く、「今のはコンパクトな打撃で素晴らしいですねぇ。おい、ロックJr.、(ちゃんと)見たかぁ!」とレフトを守る息子に叫び声。
 守備の方は、おいらはこの試合、二塁手でした。
 試合は5回まで、5対4で父親サヨナラ勝ちの大金星。

 今日は父親連が沢山集まり、その後は折角だからと父親連が2チームに分かれて対抗試合。おいらの守備はライト。右中間の難しめのライナーを捕球できなかったのは残念。おいらは3打数2安打、2打点。2打点は二塁打が暴投により三塁まで走ることになりゼイゼイ。最終打席はおいらが打てば決勝打になったのに残念、フライ・アウト。父親間対抗試合は7回までで結局イーブン、引き分け。
 おいらの打撃は通算5打数3安打、3打点。予想外の活躍でありました。

 そもそも腰椎、頚椎の椎間板ヘルニア爆弾により1打席程度のつもりだったのが、最後まで守り、走り、打ち、ずっと出場してしまった。疲れた、というよりも腰がかなーり痛い、腿も痛い。腰痛が最もひどいか。大丈夫か、どうなんだ・・・。

 その後。子供、母親、監督・コーチ、父親連で納会。今年の成績も発表。息子は打率は2割台、出場試合数も打席も多くはないが、しかし年間を通じ試合に出て、犠打成功はダントツ。本塁打や打率、長打率など華やかな個人成績の紹介がされた後、野球にはこれも大事なんですと、監督が息子の犠打成功数の多さと、地味に見えながら犠打と四死球を安打に加えた『出塁率』4割台が特筆すべきであることを紹介してくれた。息子は一所懸命頑張ってるが、打撃や守備に華やかな活躍があるわけではなく走塁も未だ遅い。しかし、頑張ったら直ぐ結果が出るのが人生ではないし、同じだけ頑張れば同じだけの結果が出るという人の世ではない。頑張りはいつか活きる、生きる。野球に結果が出る場合もあれば、他のことに活きる、生きることもある、大人になってから活きてくる、活きてくることもある。今の頑張りはきっと、必ず活きる。それは生きるのだ。おいらは、息子が頑張りを続け、そしてそれが結果に直ぐに出るわけではないという現実にぶつかり、悔しい気持ちも大事にし、成長していけばいいと思う。
 息子の成長は続く。

 おいらは腰椎、頚椎のヘルニア爆弾を抱えながらも息子達とのかけがえのない時間を共にし、親父連との語らいの機会も持ち、今日の日を終える。そして、おいらやおいらの妻やおいらの息子の明日につながっていく。おいらの身体は沈み込んでるが、今日は平和な一日なのだ。ウチはね。世界にはいろんな『ウチ』がある。おいらは世界にも関心を向けていきたい。生きたい。

 A little love and affection
 In everything you do
 Will make the world a better place


 ニール・ヤングは GREENDALE のなかで、こう歌ってる。

 お体を大切に。
 これはポール・サイモン。このアルバム のなかで歌ってる。

 そして、かけがえのない時間を大切に。おいらが小6の息子と過ごせるのは来年3月まで、中1の息子と過ごせるのは来年4月から再来年3月まで、中2の、中3の、高1の・・・・・・こうして時は過ぎていくんだ。夜中に家に帰ってくるような親父であり続けていいはずないじゃないか。かけがえのない時間を失わないために、かけがえのない時間を大切にしたい。

 Always Look on the Bright Side of Life !
 これはモンティ・パイソンらしい。マイケル・ムーア が教えてくれた(笑)


04年12月29日(水)   意見書@、A、B

 僕の第一の友人、先週の月曜日に意見書提出。彼のカイシャに、来年度の組織編成と業務遂行態勢の改編・改善を求める内容のもの。『当たり前』にやれるべきことが『本当に当たり前に』できるような態勢を求め、その上の質を目指せる組織が必要であると主張するもの。彼が今年4月からガチョウをしている部署は、昨年度以前から、ひどい状態であったのだ。やるべきことの先送り。年度が替わってから行なう前年度のシゴト、前年度の日付の手続き書類。納期にシゴトが終わらなくとも平気でその態勢を放置する。それが何年も続いてきた。問題とされていたかもしれないが、しかし事実は、とにかく放置されてきたということ。何年も手つかずで放置。そしてガチョウは深夜残業当たり前。徹夜だってしちまいます。身体がおかしくなるのは自然の成り行きというもの。あまりにひど過ぎる現状。というより異常。昨年度以前からずっと異常だったのであるが、僕の第一の友人がこの課のガチョウになって、兎にも角にも組織編成と業務遂行態勢を変えねばこの異常はただただ恒常化するのだと訴えるようになったわけだ。シゴトが仕事となって成果を上げ、そして本人の身体もせめてこわれぬよう、態勢の改善を求めたわけ。

 特定の事業あるいは業務が期待される成果を上げ、その所期の目的・目標が達成されるためには、大きく言って以下の4項目が、それぞれ必要最低限のレベルをクリアしていることが必要だ。すなわち、
1) 当該業務を所掌する部署の組織編成
2) 当該業務に係る業務遂行態勢
3) 適材適所
4) 構成員が高い責任感を持って職務に当たること
 この4点であるが、後段の 3)4) が必要最低限あるいは相当に高いレベルで条件として満たされていたとしても、前段の 1)2) にあまりに大きな問題が内包されていては、その業務の遂行能力はきわめて限定的にしか発揮されず、目的・目標の達成にはほど遠い状況になる。
 僕の第一の友人の部署は、上記の 1)2) について「あまりに大きな問題」がある。しかも長年の間その問題が顕在化していたのにもかかわらず、実際的な対策は何ら取られなかった。そこで、僕の第一の友人はその 1)2) について、そこにある問題の為にどんな異常な事態が起きているのか、業務上のことを中心にその具体例を列挙し、そしてどうやってそれを改善すべきか、その考えを述べたのである。

 ここでそれらを詳らかにすることはできない。沢山あり過ぎてさ、ウェブ・スペース取り過ぎちゃうんよ(笑)。
 とりあえず、某カイシャ某部署のガチョウである、僕の第一の友人が、先週月曜に彼の職制上のジョー氏に当たるフチョウに提出したプレジデント宛ての意見書、その時点の意見書を 意見書@ と呼ぶことにしよう。

 それから1週間後、今週の月曜、僕の第一の友人の部署のある部屋で、件のフチョウに対して更にジョー氏に当たるショームがこう話しかけていたそうだ。

 ショーム「ちょっとこれの件だがね・・・・・」(残念ながらよく聞こえなかったそうである。)
 フチョウ「あ、その付箋の部分ですね。」(こっちはよく聞こえたそうである。)

 それから直ぐにツカツカとショームがガチョウである僕の第一の友人のところにやってきて曰く、「ちょっといいですか?」。

 そして僕の第一の友人はショームに別室に連れていかれた。眼の前の机に、彼が1週間前に提出した 意見書@ が置かれた。
 やり取りはいろいろあったが、ソコだけ取り出そう。

 ショーム「この意見書のここですが・・・」(ショームは付箋部分を指して言った。)
     「これは事実なのかもしれないが記録として残すのは避けたい。カットしてもらえないだろうか?」
     「意見書はもちろんソームに回覧する。ただ、この部分だけ、書いた記録としては残らないようにしたいんですよ。」
 ガチョウ「これは 有印私文書偽造 と呼ばれる法律違反です。」
     「ただ、私のこの意見書の目的はこの法律違反を告発することではないです。」
     「現在の部署の組織編成や業務遂行態勢には大きな問題があり、こういうことが起きているという例として記しました。」
     「フチョウの行為に罪の意識はないだろうが、この例が示すように、こういう態勢は不正の温床になると考えます。」
     「私の意見書の趣旨自体は、実際に起きたこんなことに繋がりかねないような態勢を改めるべきだということです。」
     「この部分カットして再提出することはします。」

 そうして僕の第一の友人は、意見書@ の中の 『昨年度に行なわれるはずの●●に係る稟議(本年2月の日付のもの)が行なわれていない。5月の◆◆検査の時期に昨年度の●○の■■員委嘱の文書を作成している(しかも外部○○員の捺印が必要なため印鑑専門店で当該姓の印を購入し承諾書類にその印鑑を使ったと私は理解している)。こうした業務遂行の在り方は、言うまでもなく、個々の具体的な業務を先送りし、悪循環を引き起こす。』 という箇所のうち、赤字部分(そこが付箋の指す部分だったのである)をカットし、今度はフチョウでなくて、直接ショームに提出した。

 僕の第一の友人は、最初に提出した 意見書@オリジナル と命名し、フチョウでなくショームに出し直した 意見書B には 041227再提出(赤線部分削除) と名付け、そして、赤字部分 が読めるようにただ上から 赤い抹消線 を引いたバージョンは 意見書A として、指示受け過程(041227××ショーム指示赤線)(むろん××には固有名詞、ショームは正しく漢字2文字で表記しております実際には)と名前を付けて、こうして3つの文書、意見書@、A、B のそれぞれに適切なファイル名を付けたうえで、きちんとその3ファイルを保管している。僕の第一の友人の文書は、一部カットされてソームに送られた。しかし、彼はそうしてその過程を全て残しているのである。彼は記録をする必要があると考えているのだと言う。

 一言補記すると、僕の第一の友人は、意見書@ を捺印したうえでフチョウに出した先週月曜日、同じ文書の電子データを、フチョウともう一人の組織統括部門的な部署の部長に添付ファイルでメール送付している。僕の第一の友人のカイシャは電子印のシステムは導入しておらず、メールで送った電子データには印がない。しかし、兎にも角にも、カットされてないオリジナル・バージョン、つまり 意見書@ の内容は、既にそのままで提出されているのである。印が必要ならいつでも押すぜ。僕の第一の友人は、僕にそう言った。

 何はともあれ、僕の第一の友人の健康のためにも、そして彼の業務がもっと『当たり前』程度のことは『当たり前に』できるようなマシな態勢となり、僕の第一の友人のカイシャの業務がもっとマトモに遂行できるようになるよう、僕の第一の友人の意見書が目指す方向に組織編成や業務遂行態勢が変わることを望む。強く望む。僕の第一の友人はそう言っている


04年12月29日(水)   心身を大切に

 スマトラ沖の地震、津波。全く驚愕のニュースです。あんなの今までは特撮映画の世界だった。本当に痛ましいニュースが年末に飛び込んできた。被害の状況は本当に痛ましい。辛いニュースです。

 そんなニュースに冒頭で触れながら、僕はここで僕の小さな世界にちょっと戻ってみる。オパルモン、メチコバール。アレグラ、クラリス。ルボックス、レンドルミン。分かりまっか。全部分かれば相当な通です。

 昨日でおいらは本年のシゴトは納め、今朝は耳鼻科に行きました。向こう1週間ぐらいはアレグラとクラリスは飲まないで、ガチフロ、ダーゼン、クリノリルに代わります。

 腰椎・頚椎対策のオパとメチコ、神経のレンとルボも両方とも最近代わりに妻に医院に行ってもらって追加入手しているから(二郎さんすまん、そのうちまた行く)、当面はもつ。年末年始の休みに必要なヤクは揃っている。

 もん本当に身体がヘトヘトなんだ。
 お体を大切に。
 心身を大切に。
 本当にヘトヘトなんだよ。沈み込むほどなんだ。ふざけるんじゃねえよってんだ。

 そして、かけがえのない時間を大切に。おいらが小6の息子と過ごせるのは来年3月まで、中1の息子と過ごせるのは来年4月から再来年3月まで、中2の、中3の、高1の・・・・・・こうして時は過ぎていくんだ。夜中に家に帰ってくるような親父であり続けていいはずないじゃないか。かけがえのない時間を失わないために、かけがえのない時間を大切にしたい。息子とのかけがえのない時間。妻とのかけがえのない時間。妻子とのかけがえのない時間。
 日常が精神的にしんどい時は、マイケル・ムーア のコラムで知ったモンティ・パイソンのメッセージを想い出そう。想起しよう。
 Always Look on the Bright Side of Life !_


04年12月29日(水)   良い年に!

 A little love and affection
 In everything you do
 Will make the world a better place


 ニール・ヤングは GREENDALE のなかで、こう歌ってる。

 お体を大切に。
 これはポール・サイモン。このアルバム のなかで歌ってる。

 新しい年に向かって、ジョン・レノンのメッセージをここに記したい。
 Let's hope it's a GOOD ONE without any fear. _