03年 9月17日〜10月 4日

最近の子供はどうか分らないけど、今の大人の多くはガキの頃に日記を何日か書いた経験があるのでは?
斯く言う私もその一人、当然この日記も不定期です。 (2001年8月19日、記)

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03年 9月17日(水)   我々3人の 9月17日を想い、そして家族の 9月17日を想う

 僕の誕生日は41年後にあの 9.11 と同じ日になってしまったのですが、 僕らの息子の誕生日は10年後に、あの 9.17 と同じ日になりました。昨年の日朝首脳会談の日です。前者の「あの」日はもちろん悲劇の日ですが、後者の「あの」日は何かの幸いの初めの一歩になる可能性を秘めていた日でした、少なくとも極く当初は。でも残念ながら、「あの」日を巡る多くの家族の苦しみは、未だに解決の糸口が見えてきているとは言えません。

 息子は今から11年前のこの日に、この世に生を受けました(僕の妻である、彼のおっかさんのお腹の中にはその前からいたんだけどさ、当たりめぇだ)、苦労は少しあったけど、息子は無事にこの世に生を受けました。今年で11歳になりました。母親手作りのバースデーケーキと息子の好きなエビフライやピラフで、誕生日を祝いました。

 僕らが考える小学生向きのお祝いの額に、本人が貯めたお金を足して、息子は誕生日記念にNゲージを買うつもりでいます。息子は通だからね、コダワリもあって、しばらく後に新発売となる品を買おうとしています。息子は本人も憶えていないちっちゃな頃から、ずっと、今も、電車が大好きなのです。

 息子の誕生日を迎えて想います。ずっと息子と妻とに幸せが続きますように。そして息子はこれからも優しく、それでいてたくましく強く、育っていきますように。僕が共にいて、導いて、時には一緒に歩んでいけるように。ずっとそうしていけるように。そう想うのは、少なくとも僕や僕らには当り前のことです。きっと、多くの家族にとっても、そうに違いないことを願います。

 家族は掛け替えのないものです。全ての愛し合う家族に幸いあれ、そう願います。

 今日は僕らの「私的な」 9月17日について書きました。


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03年 9月21日(日)   ニール・ヤングがやって来る!

 先日ウドー氏からメールが来て、ニール・ヤング&クレイジー・ホース 日本公演 急遽決定!! とのお知らせ。こりゃ行かにゃ。さっそく妻子の同意を得て、3人で行くことにしました。ニール・ヤングっつー人はかなり「濃い」感じの人で、そういう意味で妻は笑っておりましたがね。来日は11月。ま、ホント、急遽決定って感じだな。ずっと、なんか交渉してタンカね。ギャラの1日当り単価だったりして。あ、いけね、何杯冷や水飲んでも腹も下らねぇダジャレでんがな。

 今年の3月には、HEART OF GOLD を訳してみまして、HEART OF GOLD ってタイトルでちょこっと日記を書いたりもしてるんですが、そのニールさんにいよいよ対面です。まぁあの曲はもう30年以上前の曲でして、歌ってくれる保証は全くないんですがね。
 あっしは CSN&Y のうち、CSN は観てるんです。けっこう年に彼らが CS&N として来日した折り、3人で観ました。良かったな。ギターとハーモニーだけの組曲「青い眼のジュディ」なんて、もう最高でしたがな。涙チョチョギレもんでした。

 あとはニール・ヤング。もうずいぶんと前のボブ・ディランさんデビュー30周年記念 MSG コンサートの時は、髪を振り乱してボブさんの ALL ALONG THE WATCHTOWER を演ってました。あの曲はジミヘンのバージョンがまたかっこいいんですが(カッコ良すぎる!)、ニール・ヤングのも強烈な印象を残しましたね。ニールさんは確か一昨年辺りも来日してたんですが、あの時はフジロック限りの公演で、我々にはチャンスがありませんでした。今回は必ず。未だ予約開始日が発表されてないけど、やるよ、インターネット先行予約。「シカタナイ」からさ(あ、ウォルフレンさん御免なさい)。まぁ開始時間ピッタリの接続は無理だろうけど、何とかするさね。

 いや、あのインターネット先行予約ってシステムさ、正直言って気にいらねぇんだ、ホントは。先日も EC のチケット届いてみたら、武道館南2階席の一番後ろの壁から数列目だぜ。前回の EC の時はもっと良かなくて、ステージ右直上の2階席、やっぱり一番後ろの壁から数列目だった。今回のは前より遠いけど、まぁステージからの方向としては、正面よりやや右程度かな。いずれにしても、あれ抽選で決めてるってんだけど、誰がアリーナ取ってるのかね。FROM THE CRADLE の後のブルーズオンリーのツアーの時はアリーナだったんだけどな(あんときゃパフォーマンスも最高でした)。
 横浜ウドーとか青山チケット・エージェンシーとか、早朝から並んでチケット買った時が懐かしいね。ガンバりゃガンバった分、イイ席は取れました。ま、インターネットで席位置まで先着順で決められちゃたまんないんだけど、まぁ抽選なら抽選、席位置は幸運を祈るしかないのかね。

 ハナシがだいぶ逸れました。ニール・ヤングです。後期の方は HARVEST MOON しか持ってないけど、うーん、なんか聴いとこうかなぁ。どうしよ。あっしの場合はニールさんの強烈な存在感に触れるだけでも結構満足しそうですが。・・・ HA 、HAR 、HARVEST !? HEART OF GOLD も昔の HARVEST の中に収録された曲なんだけどさ。き、きつい言葉です。あっしは、近年この言葉にトリツカレテしまってコロコロ転がった人間ですから。今はあんまり突き詰めないで日々の乗り切り優先にしてますがね。何たって睡眠障害でカラダどうかなっちまったらいかんもんね。ココロとカラダを何とかキープして、とにかく生きるのです。シャルビーでんがな、ボブさん。近いうちに「風に吹かれて」訳しまっせ。ありゃ? ボブさんにハナシが移っちまった。
 ま、とにかく、ニールおじさん、会えるのを楽しみにしております。あなたからは群集の中の一粒(我ら三粒)として視界に入るのでしょうが、待ってまっせ。ホントにちゃんと来てくれよ。そして、良い席が取れますように。


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03年 9月23日(火)   息子の運動会応援

 今日は息子の小学校の運動会。本当は土曜の予定だったのが、雨で延びた。今日はまぁいい天気でした。

 息子は120MB、じゃなかった120M走、6人中4位。でもインコースから4番目の位置だったしさ、前の3人速そうだったもん、一所懸命走ったよ。走ってる時の顔見りゃ分かる。頑張りました。
 息子は去年に続いて応援合戦にも応援団メンバーで参加。元気いっぱいだったぜ。
 PTA参加の競技は妻にお願いしました。以前は子供と出る競技なんかもあって、息子と一緒に頑張った時もあったんだけどね。ちょっと今パワーないんで、すまんです!

 今日着いたらちょうど「君が代」やってて、絶妙のタイミング(笑)だったな。もちろん、あっしらは無視しましたが。「君が代」っていや、息子の入学式の時もあって、そんときゃ周囲が起立するのもヨソに、あっしらは座ったままでいたんだけど、卒業式の時はどうすっかね。そん時の気分でいきますか。国歌の存在自体は否定しないけど、「君が代」は嫌いやねん。ま、今日は詳しくは触れません。今日は最後の国旗降納(って言うんだっけ?)の時も、あっしは寝転がらせてもらいましたねん。現実的な意味はないけどなぁ。ま、眠かっただけかもな(笑)。

 そりゃそうと、毎年思うんだけど、自分の子の応援に運動会観に来る父ちゃん母ちゃんたち(じいちゃん、ばぁちゃんも?)、競技が全部終わるとトットとシートとか片付け始めて、どんどん帰っちゃうのも少なくないんだよね。あれ、やだね。子供らは閉会の言葉とか挨拶とかやってるのに、そんときゃホント、父兄の数めちゃ減っちまってるんだな。どういう了見なんだ、全く。
 あっしらは今日は運動会の片付けまでボランティアしてきました。いろいろ用事あったりするんだろうし、必ずしもそこまでする必要ないけど、全競技終わって閉会式中にトットと帰ってくってのはやめてほしいわ。そこまで居れたんなら、大抵の人は子供らの最後のセレモニーだって観てられただろうに。特別用事あって、もっと前に去ってるんなら別だけどさぁ。どう考えたって、もっと大勢、最後まで観てやれるはずだって。

 ま、親バカだけど、息子ははりきって声出したり、競技やパフォーマンスやって(ソーラン祭りみたいなのやってた)、元気いっぱいでした。っつーわけで、今日はいい一日でした。ま、あっしも シャルビーでんがな (毎度しつこいリンクや、笑)。睡眠障害だろうがスキゾフレーニアだろうが、つきあって生き続けるぜ。長生きしまっせ、わしら3人! みんなもね(微笑)。


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03年 9月28日(日)   イスラエル空軍兵士の軍務拒否

 本日の1本目。

 新聞報道によれば、今月24日、イスラエル空軍の予備役パイロットら27人が、「軍がパレスチナの過激派幹部に対して行なっている殺害作戦は民間人を巻き添えにしている」として、作戦参加を拒否する書簡を空軍司令官に送った。
 イスラエル軍は武装ヘリや戦闘機で地上の標的をミサイル等で攻撃しているが、平気で市街地に向けて行なっており、多くの罪なきパレスチナ民間人の死者や負傷者を出している。上記の書簡は「市街地での空軍の作戦参加を拒否する」と表明したうえで、特筆すべきは、さらに「イスラエルはヨルダン川西岸とガザの占領を終わらせるべきだ」とも訴えている。

 この数年活発化しているイスラエルの兵役拒否運動が、さらに大きくなることを願う。


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03年 9月28日(日)   理由の根拠を示さずイラク攻撃した米英、支持した日本

 本日の2本目。

 既に何度も報道され、このサイトの日記でも取り上げてきたが、新聞報道によれば、イラクで大量破壊兵器(WMD)を捜索しているアメリカ中央情報局(CIA)の特別顧問が、「WMDの具体的な証拠は見つかっていない」という内容の暫定報告書をCIA長官に近く提出することになった。

 「暫定」報告書というが、特別顧問のデビッド・ケイ氏は、約 1,500 人の専門家を率い、イラク人科学者への聞き取り調査や関連文書の分析などを続けてきたという。ブッシュはいつになったら「暫定」を外して、最終的に自らの誤りを認めるのだろうか。まぁたぶん、いつまでも「暫定」なのかな。もう既に、だいぶ前から、ブッシュは攻撃の理由をイラクの圧政からの解放や民主化にスリ替えている。そんな理由で一国の決定で戦争が正当化されるのかい? そんなバカな話ないよね。で、今のイラクの無政府状態の責任は誰が取るんだ? 何でもかんでもブッシュ支持の子分コイズミ君はどう思ってらっしゃるのかね。何にも思ってないか。

 そう言えば、昨日の新聞のコラムに、石川真澄さんが、今の日本の政治状況を指して「社民主義勢力不在の不幸」ってタイトルのコラムを書いてたな。石川真澄さんは思わず「さん」付けしちゃったけど、仕事の関係でお会いしたことがある。ずいぶんと実直、誠実な印象を与えてくれる人だった。確か当時は朝日の編集委員か論説委員ぐらいだったかな。今はフリーのジャーナリストだと思う。
 今月13日の日記で 「菅と小沢のタッグには(実は、笑)期待している (0914追加改題「ケンポウモンダイ、にも触れて」)」 と題して、(新)民主党(による政界まともな活性化)への期待を書いたけど、でも、確かに、日本には西欧諸国にあるような実力のある社民主義勢力がない。これは不幸だと思う。(新)民主党はリベラルなイメージはあるが、中身はもちろん(?)幅広くてけっこうバラバラ。二大勢力による対立でまともな議論が生まれていくことはイイが、大袈裟に言えば、いつか二つの名前が違うネオコン主義勢力しか残らなかった、なんて想像はぞっとするよね。日本の社民勢力って、どうしてダメだったのかね。やっぱりアメリカの庇護下にある日本で、真っ当な議論があまりに足りなかったので、ダメになっちゃったのかな。アメリカべったりの保守勢力は少なくとも権力の中に居続けられたわけだけどさ。社民党ってのはあるけど、アレ、ダメだもん、もう。日本の政治には、まともな社民主義勢力がない。確かに不幸です。

 話がずいぶん逸れました。

 ハナシ戻しますが、イギリス政府の開戦前のイラク大量破壊兵器報告書にも、誇張や虚偽があったことが既に確かな事実として報道されている。あの戦争に正当性など何もなかったのは間違いない。正当性のある戦争が存在するかどうかは別問題。難しい問題だが、元気ないので(笑、笑えんか)、今日はとにかく触れません。


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03年 9月28日(日)   風に吹かれて

 本日の3本目。

 ディランさんの BLOWIN' IN THE WIND を訳した。有名な邦題の「風に吹かれて」はあまりにキマリ過ぎて、変えようがない。ちなみに、最後のカッコの中の3行は、僕が加えた3行です。ディランさんはそんなこと歌ってません。ま、許して。言葉の遊びも兼ねまして。

 訳詞の中に「一人前の男」って言葉がある。あえて「人間」でなく「男」にした。実際、そう訳されてる例が多いようだけど、本音は次のニーチェの言葉につなげたかった、という不純な(笑)動機から。

 「男の成熟、― それは子供の頃に遊戯の際に示したあの真剣さを再び見いだしたことを言う」
 これは「善悪の彼岸」の中の言葉。実は新聞のコラムからの孫引き。僕は「ツァラトゥストラかく語りき」は昔2回ほど読んだけど、それ以外は読んでません。

 子供の頃は遊びにも真剣だったよな。遊びなのか真剣なのか、そんなの子供には関係ないことだ。真剣な遊びなんだ。僕は今、「子供の頃に遊戯の際に示したあの真剣さ」を持っているかい?
 少なくとも、生きることには真剣なつもりだよ。闘う相手が睡眠障害だろうが、分裂気味の自己の精神状態だろうが、その他諸々諸般の事情だって、そんな低レベルの闘いだって、真剣な闘いなのさ。そして、辛くても、時には遊ぶ。真剣に遊びたい。日々を生き、愛する者と時を共にすることに真剣でありたい。僕はそれだけは何とかしているつもりだ。当然さ。

 そうだ、ニール・ヤングのチケット取れたよ(突然ナンだけどさ、笑)。

 風が吹けば、いつか答えはみつかるかい?
 みつかるさ。生きていれば何かをみつける。僕はみつけると思う。僕らは100歳以上まで生きるんだしさ(笑)。運動しなきゃぁ。椎間板治さにゃぁ(笑)。目指せ、元気なじいさん、ばあさん!!


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03年 9月29日(月)   先週の二郎さん神経科

 本日の1本目。

 いつも載せてるのに、うっかりしてた。
 先週の金曜の二郎さん神経科。
 近頃はまぁまぁ眠れてますが、たぶん浅い。朝起きるのはきついです。通勤電車での爆睡は相変わらず。昼間の気分は底の方では変わらず沈んでるんですが、表面的には時々テンション高過ぎるなって感じる時があって、ちょっと違和感持つ時もあります。電車で眠ってしまうのに、夜いざ寝床につくと精神的にきつくなる。寝つきは悪いです。そのわりに、疲れてるせいか、眠りに入るまでの時間はそれほどかかってないように思います。ただ、とにかく眠いです。浅いのは確かだと思います。

 っつーわけでしたが、二郎さんは「とにかく早く寝床について、長く横になること、結果として少しでも長めに眠ること」とのアドバイス。そりゃそうだ。で、ヤクは変わりませんでした。前と同じです。

 翌日の土曜に、昨春の転石場所で一緒に働いた若者と1年1ヶ月ぶりに再会して飲んだ。本人は若者と言わないかもしれないが、あっしより一廻り若い。彼は前からそこで働いていて、今もそこで働いている。その時の転石の5ヶ月では、職制上は自分の部下に当たる人間だった。自分は自分の理由で辞めたんだけど、そこで働く彼に迷惑をかけたのは間違いない。にもかかわらず、早くから連絡をくれて「飲みましょうよ」と声をかけてきてくれていた彼には、本当に有り難く思っている。楽しく飲むことはできた。中ジョッキ何杯も飲んで(何杯か忘れた)、最後に冷酒2杯2合分飲んだら、最後の1杯で急に酔いが廻った。

 で、日曜は二日酔い。もう二郎さんの神経科に行ったことも飛んじゃってた。トビマス、トビマス。他の日記や更新していて、二郎さん神経科日記を忘れてた。二郎さん、ごめんよ。昼間のテンションのことは、次回の時も未だ続いていて、気になったら、忘れなければ相談しますよ。


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03年 9月29日(月)   信念とか懐疑とか

 本日の2本目。

 信念を持ってまっしぐら。こういうのは時々危なっかしい場合がある。どこかで、何か自分は間違ってないか、偏ってないかとか、冷静な眼も必要だったりする。
 自己や自己の行動、方向性などに対する懐疑心は、自己の行動を抑制する。先に進みにくい。

 信念持ってまっしぐら。その方向性への懐疑心。そのバランスが肝要です。あっしは両面やたらと強かったりした時があった。でも、前は何とかバランスとってたと思う。前者のパワーの強さ > 後者のパワーの強さ。前者の方が十分に比較優位に立っていないとダメだ。でないと行動できない。懐疑心や自己への問いかけを保ちつつ、行動する。バランスとりながら、適切だと思う、そう感じる方向に、できるだけ力強く進む。これ、できんよね、簡単には。そんなの、これまで満足のいく行動ができなかったと思う言い訳かね。

 両方が同時に、共にかなりの強さを持っていると大変です。両者は自分の中で打ち消しあおうとして衝突する。プラスとマイナス。精神は分裂する。どう行動したらいいか、判断が難しくてウロウロ、オロオロ。それでも以前は、ギリギリのところでちゃんとバランスとってたな。
 今はパワーが弱いと思う。マイナス方向のパワーはかなり強いな。でも、こういうのってパワーって言ってイイのか。通常言うところのパワーを打ち消しちゃう方向の力なんだからさ。そもそも力って言うのか。ま、ワケわからん話になってきた。いつか、わかるかな。考えなくなるかね、こんなこと。わからんな。

 風が吹けば、いつか答えはみつかるかい?。(昨日も書いたけど、最後のカッコの中の3行は、あっしが加えた3行ですぞ。ディランさんはそんなこと歌ってません。あっしの低レベルの言葉の遊びです。)

 少なくとも、生きることには真剣なつもりだよ。闘う相手が睡眠障害だろうが、分裂気味の自己の精神状態だろうが、その他諸々諸般の事情だって、そんな低レベルの闘いだって、真剣な闘いなのさ。そして、辛くても、時には遊ぶ。真剣に遊びたい。日々を生き、愛する者と時を共にすることに真剣でありたい。それだけは何とかしているつもりだ。当然さ。

 何か変わるさ。生きていれば何かをみつける。みつけると思う。あっしらは100歳以上まで生きるんだしさ(笑)。運動しなきゃぁ。椎間板治さにゃぁ(笑)。目指せ、元気なじいさん、ばあさん!!
(昨日とおんなじこと書いてるけど、ま、いいじゃん、書きたいんだから。)


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03年 9月29日(月)   風に吹かれて、再び

 本日の3本目。

 ディランさんの BLOWIN' IN THE WIND 、昨日訳したんだけど、ちょっと修正した。この歌の歌詞は超有名で、訳詞もいろんなところで取り上げられてる。だから、明確な違いを意識し過ぎて、あえてやたらと順番に直訳してみたり、イマイチだった。今日ちょっと変えて、ベターにはなったと思うけど、やっぱり意外と簡単じゃない。それでも世間に散らばってる訳詞群とはまぁ違うと思いますよ、当り前だけどさ。まぁ世間のより良いかどうかは別問題。僕のオリジナルってとこだけは確かね(笑)。
 昨日も書きましたが、最後のカッコの中の3行は、僕が加えた3行です。ディランさんはそんなこと歌ってません。ちょっと下らない言葉の遊びって感じになっちゃったけど、ま、許してもらおう(誰に? 笑)。

 訳詞の中の「一人前の男」、あえて「人間」でなく「男」にした。実際、そう訳されてる例が多いようだけど、そうしたかった単純で不純な(笑)動機については、昨日の日記 を見てね。

 少なくとも、生きることには真剣なつもりだよ。闘う相手が睡眠障害だろうが、分裂気味の自己の精神状態だろうが、その他諸々諸般の事情だって、そんな低レベルの闘いだって、真剣な闘いなのさ。そして、辛くても、時には遊ぶ。真剣に遊びたい。日々を生き、愛する者と時を共にすることに真剣でありたい。僕はそれだけは何とかしているつもりだ。当然さ。

 風が吹けば、いつか答えはみつかるかい?
 みつかるさ。生きていれば何かをみつける。僕はみつけると思う。僕らは100歳以上まで生きるんだしさ(笑)。運動しなきゃぁ。椎間板治さにゃぁ(笑)。目指せ、元気なじいさん、ばあさん!!
(もう上の書くの3回目だと思うけど、ま、許してよ。誰か原稿料くれるわけじゃないんだからさ。僕はパラノとスキゾを併せ持つ新型スキゾフレーニアなんだ。このくらいの粘着質、朝飯前さ。)


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03年 9月29日(月)   サイードの死、パレスチナの未来

 本日の4本目。

 ディランのデビュー30周年のトリビュート・コンサート(もう 10年ぐらい前のはず)のビデオで、スティービー・ワンダーが歌う BLOWIN' IN THE WIND を、ビデオ観ながら一緒に歌っていた。しばらくして、先日アメリカで病死したパレスチナ人の知識人エドワード・サイードのことを思い出した。というとカッコ付け過ぎだが、実際、その後で突然思い出した。つい何日か前の新聞報道で知った、サイードの死。

 有名な「オリエンタリズム」の著者でもあるけど(途中まで読んで断念したような記憶が・・・最後まで読んだっけかなぁ・・・)、ユダヤ・イスラエルとの融和、友好を通したパレスチナの地の平和を希求して、精力的に活動した、パレスチナ人だった。イギリス占領時代のパレスチナの生まれ。キリスト教徒だった(むろん彼は、宗教の垣根を越えていたけれども)。アメリカがインテリの世界まで「愛国主義」に染まるなかで、アメリカ在住の知識人としてイラク攻撃にも明確に反対を表明していた(他には有名どころはノーム・チョムスキーぐらいか、何しろ少数派だった、それよりショーン・ペンとかマドンナとか、エンタテイメントの世界の住人が頑張ってたかな、長いカッコ失礼!)。
 言論活動の他、ユダヤ人の著名指揮者(名前忘れた)と組んで、パレスチナ人とイスラエル人の共同のオーケストラ演奏を実現させる等、とにかく行動的な知識人だった。そのサイードが死んだ。巨人の死でした。

 サイードの願いがいつか実現するように、僕自身も訪れたことがあるパレスチナの地に、いつか本当の平和がやってくるように、僕は心から願っている。今はふらふらな日々だけど、時に微力は出したいと思います、この日本の地から。


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03年10月 4日(土)   野中広務のテロ特措法採決前の退席

 本日の1本目。

 野中広務(敬称略させていただきます、以下同じ)が、昨日の衆議院本会議でのテロ対策特別措置法改正案採決前に退席した。採決は起立方式で行なわれ、与党3党(ちゃんと名前書いてやる、自民党と公明党と保守党だ、保守党は新保守党って名だったかもしれんがそれはどうでもいい、日付変わって 5日午前0時半頃たまたま TV見てたら「保守新党」だってさ、バカバカしい)の賛成多数で可決された。

 野中広務は、退席の理由を記者団にこう語った。
 「イラク戦争が始まり、(状況は)より深刻になった。反対したいくらいだが、派遣される自衛隊員の心情を思うと、離席するのが政治家の道と思った。」(今日の朝刊記事から引用)

 野中広務は、記名投票を要求していた。重大な法案に誰が賛成して、誰が反対したのかわかるように(後世にも残るように!)、政治家たるもの、採決の際は自らの名を明記して、その意思を表わすべきだ。それが野中広務(俺はちゃんとあなたの名前をここに残すよ)の考えだった。起立方式の採決じゃ、どさくさの意思表明だ。与党3党の多数の起立でワケもわからんくなる。
 起立方式ってことは、反対なら起立しない、座ってるってことだ。退席するのは正式には棄権だ。しかし、この馬鹿げた決め方のなかで、座ったままでいるのと退席するのとで、どっちが本当の「反対」の意思を、有権者に対して(野中広務はもう選挙に出ないのかもしれないが)、また主権者たる国民に対して、明確に示すことができるのか。答えは明らかだろう。たしか、彼はイラク特措法の時も同じ態度だったはず。

 野中広務のことは こっちにも書いた。 読んでなくて、ヒマな人は、無記名の俺の、こっちの文章も読んでおくれ。ヒマな人、あんまり居ないよね。


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03年10月 4日(土)   今回は民主党に入れよう

 本日の2本目。

 もうじき国政選挙みたいだね。今回は民主党に入れよう。民主党っていうか(新)民主党っていうかさ。入れようって誰に呼びかけてるかはっきり書かないのは、俺は今の自分に自信というものを持ってないからさ。もともと他人の意思に働きかけるのは本当は苦手なんだ。だから、気に入らなきゃ、「入れよう」の後に「、と俺は思う」(俺ってのは書き手の俺のことさ)とでも勝手に付け足して読み替えてくれ。

 今月13日の日記で 「菅と小沢のタッグには(実は、笑)期待している (0914追加改題「ケンポウモンダイ、にも触れて」)」 と題して、(新)民主党(の勢力拡大による政界のまともな活性化、混乱後の活性化であっても)への期待を書いた。28日(の2本目)では、日本には西欧諸国にあるような真に実力がある社民主義勢力がないことの不幸について書いた。 全くそうさ。そう思うな。だけど、今の、「断固として」とか「毅然たる」とか「大胆かつ柔軟に」とか、そんな決意や姿勢の「程度」を示す「修飾句」ばかりを並べて、その実、中身が何もないコイズミくんとその取り巻きや選挙目当ての「寄らば大樹」オヤジばかりを、これ以上のさばらして「置く」のかい。奴等は「置きもの」じゃないぜ。単なる「置き物」なら人畜無害だが、奴等は違う。のさばらしたら、ロクなことにならない。

 俺は今まで、無所属か民主党か共産党に入れてきた。社民だか社会だかに入れたこともあったかもしれない。だけど、今回、民主党以外に入れて、今の与党3党くんたちの「してやったり」に手を貸していいのかい。俺はそうは思わない、俺は。 ・・・ もちろん、それで答えが出るわけじゃない。その先もいろいろあるだろう。何しろ、答えは風のなかにあるんだ。  だけどとにかく、今回は民主党だ。

 ・・・ へー、オレ、こんなエラソーなこと書くんだ。ああ、ここには書かせてもらったよ。


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03年10月 4日(土)   理由の根拠を示さずイラク攻撃した米英、支持した日本(その2)

 本日の3本目。

 (その1) はこっちさ。

 1,400人もの専門家や兵士を動員して実施してきた、アメリカのイラク大量破壊兵器調査。アメリカの調査団が今月 2日に公表した暫定報告書の「結論」は、(証拠は)要するに「未だみつかっていない」。
 報告書に書いてあるのは、「大量破壊兵器の存在の有無」でなはくて、(旧イラク政府の)「開発の意図」だの「関心」だの「計画」だのといった言葉ばかりだ。アメリカの調査団のデビッド・ケイ団長(CIA顧問)は、記者会見で、(旧イラク政府の)大量破壊兵器「計画」の全体像をつかむには「6〜9ヶ月かかる」と言ったそうだ。

 俺は思うよ。もしも6〜9ヶ月以内に核弾頭搭載可能なミサイルでもみつけるんなら(それってデカイぜ)、「大量破壊兵器」を世界で一番「大量」に持っているアメリカ自らがイラク領内に持ち込んで、プーチンさんにでも毒まんじゅう食べさせて(日本の政界では「毒まんじゅう」ってのはカネのことだそうだ)、ちょこっと性能悪くして表面も粉飾してさ、ロシア製ってことにして(「なぁプーチンさん、昔イラクはロシアと仲良かったろ、昔の話ってことで今のプーチンさんの責任は絶対問わないからさ」)、「ついに発見、イラクの大量破壊兵器」って「最終」報告書出すんじゃないかい。アメリカならやりかねんよ。ベトナム戦争の頃のトンキン湾事件を出すまでもなく、デッチ上げならお手のモノだろう。ブッシュさん、いつ報告書から「暫定」って言葉トルんだい?

 旧イラク政府のニジェールからのウラン購入合意文書疑惑だって(つまりその「証拠文書」は偽造だったんだけどさ)、この情報操作疑惑(っつーか、疑惑というより事実なんだけど、こっちの方は)でブッシュ政権を批判したアメリカ元外交官の妻が実はCIA工作員だったって事実を、複数のホワイトハウス高官が反撃のために報道機関にリークした「禁じ手」疑惑(連邦法でCIA工作員の素性公開は禁じられてるんだって、そりゃそうだろうけど)。でもこれもバカだよね。だったら、その政府批判した元外交官の主張はますます正しそうだってことだろうが。

 イギリスじゃ、イギリス政府の同類の情報操作疑惑をリークしたっていう、政府筋に近かった博士が、自分の名前をリークされて自殺してしまって大騒ぎだ(ややこしい悲劇なのです)。こんな米英支持したコイズミくん、やめさせようよ。  ハナシはぶっ飛ぶけど(でもそんな離れた話でもないのさ、ホントは)、イスラエルがパレスチナ占領地内のユダヤ人入植地に更に600戸増築する方針を決めて、その入札を公告したんだって(今月 2日)。イスラエルの方を何とか止めろよブッシュ!


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03年10月 4日(土)   パラノイド・スキゾフレーニック・シンクロニシティ

 本日の4本目。

 Paranoid Schizophrenic Synchronicity

 へへ、こんな英語成り立つかな? ・・・ 最初の2語の連語なら、ニール・ヤングが使ってるぜ。
 ニール・ヤングの新作 GREENDALE を買った。30日の火曜に買って、今は DVD 観聴きしながら、コレ書いてる。

 買ったその日に、夜遅かったんだけど CD かけて、妻が見てたライナーノーツをもらって手にして見てるうちにびっくり。最後の曲 BE THE RAIN の歌詞のなかに、こんな部分があるんだ。
 いつもは辞書引き引き 自己流の訳詞 つくってる俺だけど、今日はとりあえず、その日の出来事紹介する意味でも、ライナーノーツに出てる訳詞を併せて載せさせてもらった。知らない人だけど、沼崎敦子さん(訳詞者)、アリガトさん、in advance 。

 俺は、今の(そしてたぶんこれからだいぶ先までの?、笑、とりあえず笑うよ!)自分のことを「 パラノとスキゾが混在する新型スキゾフレーニア 」だと自己診断してる。 ここを見てくれ。 これは 9月28日、このあいだの日曜に立ち上げたページの、その日に記してアップロードした、そのまんまさ。そもそも、その前から、こういう自己診断を日記の中で書いてたかもしれん(自分でも探すの面倒くさいや)。 翌 29日の(3本目の)日記にも書いてるな。 ま、一部の人に対しては、別のところでも前からそう表現してた。ちょっとここでは公開しないけど、最近そのうち早々と消すつもりで、それでいて気晴らしで立ち上げた別の自作サイト(一部の人が知ってるだけの、もう一つの自作サイト、全面公開するようなもんじゃおまへん、ある「仲間」内相手のオフザケですから、そのうち消すと思うし!)の中でも、 9月23日にアップロードしたページ上で、自分を下記のように自己紹介してる。

 昔は頭が切れたらしいが(本人談)、今は脳神経が切れているらしい(詳細不明)。転石出戻り男。 パラノにしてスキゾの新型スキゾフレーニア。

 ちなみにそこの自己紹介では、名前は「ジャンキー○○」(○○は俺の苗字だよ)、年齢は「不詳。少なくとも不不惑の40超。」、趣味は「電車内で眠ってしまうこと」。持ってるパワー(定義不明)は「○(意味不明)」だ。ワケわからんな。俺だけだ、わかるの。

  ・・・ で、ニール・ヤングの新作 GREENDALE を買ったのは、 9月30日の火曜。

 その前までは、パラノとスキゾは対になる言葉で、「 パラノとスキゾが混在する新型スキゾフレーニア 」とか「 パラノとスキゾを併せ持つ新型スキゾフレーニア 」だなんて、俺の全くの新発明的概念だと思ってたぜ。俺って哲学してるなぁってか(笑)。  ニール・ヤングさんは、歌の中で、 Paranoid schizophrenic visions って言ってるよ。ライナーノーツの訳詞では「 偏執狂的で分裂症的な 考え方」だ。 これって、俺の作ったつもりだった概念に、ちょっと似たニュアンスの表現だよね。

 この偶然の共時性って、 Paranoid Schizophrenic Synchronicity って呼んでいいのかな。 へへ(不気味?)、今度こそ俺の完全オリジナルかい? シンクロニシティは元々「(偶然の?)同時発生」みたいな意味かな。心理学者カール・ユングが唱えた「(偶然の?意味ある?)共時性」ってのも、この言葉の意味するところなんだけど、実はこのユング作の概念に関しては、正確に語るほどのウンチク俺にはないんだ。すみませんね。 も一つ実は、上にリンクさせた BE THE RAIN の歌詞の一部分 の中には、他にもシンクロ感じる言葉がいくつかあるんだけどね。

 それにしても、ニール・ヤングの新作 GREENDALE は傑作。ロック史に残るんじゃないか。コンセプトアルバムとは聞いてたけど、10曲の歌詞が物語としてつながってるだけじゃない。日本盤には日本盤用のライナーノーツの他に原盤のブックレットみたいなのが入っていて、10曲分の文章が入ってる。俺は最初、英語の原詩(詞)が載ってるだけだと思ったぜ。よく見ると違うんだ。ニール・ヤングが自ら書いた解説、いや、というより、彼が書いた、1曲ごとに進む物語だ。物語が書かれている。10章から成る物語ってとこだろうか。俺は未だよくは理解してないからね。幸い日本盤のライナーノーツにはこいつの翻訳も出てて楽ちんだよ。とりあえず日本語でも読める(中身が楽ちんかは別だぜ)。各曲はその物語をテーマにした歌になっている。だから、当然そこに書かれている物語の言葉(文章)と、歌の歌詞の言葉は違う。後者は歌なんだ。歌詞なんだ。詩なんだ。音楽なんだ。

 GREENDALE って、そういう名の街が実際にもあるらしいが、ここでは架空の街だ。 GREENDALE っていう名の架空の街の、GREEN Family って呼べる架空の人々のことを物語る、コンセプチュアル・ワークなのさ。 ここに詳しい情報もあるよ。  街の地図もあるし、 GREEN Family の Family Tree だって出てるぜ。
 映画化の話があるとか、もうしたとか、ニール・ヤング自身も妻も出演とか、どっかで見たような気がするんだけど、うーん、えーと正確な情報だったかな。ま、そんな話があっても全然不思議でない、超コンセプト・アルバムです。今までのコンセプト・アルバムの概念を超えてるから、文字通りの「超」だよ。

 再び「それにしても」、CD1枚(これがまた決して短時間のCDじゃないのです)と、それをストーリー・テリングしつつ再現したライヴのDVD1枚、両方入ってて、上に紹介したものも入ってて、その日本盤ですら、税込みで3,570円! 昨日たまたま店で、CD1枚だけのバージョンらしい盤も見たんだけど、それなんかその丁度半分、1,700ナンボだった。ニール・ヤングさん、あなたはえら過ぎる。偉い。本物のグレートな人です。もちろん、内容が元々グレートだから、ですよ。


03年10月 4日(土)   日記の背景変えたよ

 本日の5本目。

 今日、日記のページの背景を変えた。今までのは、9月17日付けより前のを見てみりゃわかりますねん。開設以来 gif 使ってましたが、色だけに変えました。だからこのページは9月17日以降分、イッペンに変わったわけっす。
 ま、いいじゃん。 俺は今、パランノイド・スキゾフレーニアですねん。  このくらいのこと、またいつ変えるか、わからんで。

 ここ3日間、寝つきがワルクて、寝床で声出して唸ってるけど、でもね、俺は前向いて生きてくよ。

 That keeps me searching for a HEART OF GOLD .

 Then, I shall FIND THE COST OF FREEDOM .

 Finally,  I SHALL BE RELEASED .