03年 8月22日〜9月 7日

最近の子供はどうか分らないけど、今の大人の多くはガキの頃に日記を何日か書いた経験があるのでは?
斯く言う私もその一人、当然この日記も不定期です。 (2001年8月19日、記)

03年 8月22日(金)   二郎さん、ヤクを変えてみる(飛びますか)

 二郎さんの神経科へ行きました。
 近頃また途中で目が覚めて眠れなくなる度合いがひどいです。寝付きよりも目覚めてからの方がより悪いです。先週から今週にかけて夏休みで両方の田舎に行って生活が不規則になったことも影響しているかもしれません(薬飲み忘れて夜中に目覚めてから特にひどかった日もあったな)。休み明けの出勤が応えたのもあるかと。特に休み明けの日はかなり気持ちが後退していまして。大元の原因がナンですから。「うーむ、そういうことは有り得ますね。」

 この間ずっとそうなんですが、目覚めた時や目覚めてから内容をよく憶えているような夢を見ます。眠りがかなり浅いってことでしょうけれども。「夢は大抵の人が見ているんですが、睡眠の半ばだったりして普通は憶えていません。憶えてるってことは、夢を見ている途中だったり見た直後などに目覚めているってことです。」
 な、なるほど。私は夢の途中で目覚めることがわりとありまして、目覚めた時は特にこめかみ辺りから頭にかけて相当に痛くなります。

 ・・・。

 「薬を変えてみましょう。ちょっと長めに効くものに。」
 長めに効くってことは強いということでしょうか。朝起きるのが余計にきつくなりませんか。「いや、そんなに効き過ぎたら反ってよくない。あまりそういうことは気にしないほうがいいでしょう。」

 二郎さんがどのくらいこの世界でエクセレントなのか、それはぜーんぜんわかりません。大体、他の科と兼ねてますからねぇ。そんな、ではないでしょう。まぁしかし、二郎さんのところに寄る時は早めに退勤するし、アクセントにはなります。それまでの間、何とかもたせて、少しメリハリにはなるわけで。
 どれだけ効いてるのかはわかりませんな。だた、あのままだったら、やばかったですね。二郎さんから処方されるヤクで、行き始める直前よりは眠れてることは確かです。ま、ひどかったですから。今もなかなか、じゃが。昼間の気分に効いてるかどうかは、少なくとも実感はありませんけどね。ま、長い長いつきあいになるのかもしれません。このこととは。わかりまへん。
 ヤク変えてどうなるか。うーん、どうでしょうか。わかりませんが、当然ながらとりあえず言う通りにしましょう。悪影響あったらまた途中でも行きゃいいんです。個人差もあるし、こういうのは実験みたいなもんですな。神経科に行くってことは実験台です。実験しつつ、つきあうしかないのである(かな?)。
 「何かあったらいつでも来てください。」と言う二郎さんは、今日風邪気味でちょっと辛そうでした。咳き込んでいたのに、クリニックはわりと混んでたな。たいへんだ。風邪は早く治してほしい。なんてオレが言うのもへんだけどさ。 


03年 8月23日(土)   大江戸ぶらり旅

 夏休み中の週末は盆の週だけが休みの予定だった息子の野球が、先日急に8月最後の2週の土曜のみ休みになった。じゃあ出来るだけどこか連れて行ってやろうと約束した本日は大江戸ぶらり旅。あっしは昨夜から首が痛いわ左腕がしびれるわ(椎間板悪化かいな?)、朝起きてからも妻には不機嫌でしたが(御免なさい)、妻に病院寄って行ったらどうかと言われつつも、結局そのまま予定通り3人でぶらり旅直行。ま、息子の笑顔を見つつ機嫌も徐々に取り直し。せっかく出掛けるのに辛そうにしてちゃいけません。

 大江戸ぶらり旅といっても大江戸線には乗ってません。大江戸でぶらり途中下車をしたっつーことでして。
 バス乗って某線で都心へ。乗り換えて新橋へ。まずは腹ごしらえ。2、3年前のぶらり旅で立ち寄った安ーい寿司屋へ。新橋駅の前の汽車置いてる広場を越えて道渡った路地の半ばにあります。たぶんこの辺だったはずと思って行ったら、やっぱり当ってた。ここはホント、ネタがいいのにめちゃ安い。ネギトロ丼、ランチ握り、大盛り握り(多いよ!)、これに全部茶碗蒸と大きな御椀の味噌汁が付いて、これで 3,000円にも届きません。回転寿司じゃありませんで。ネタもいいんでっせ。店の人も感じ良い。エエところや。
 新橋では他に一応目当てはあって、以前電車の中吊り広告でJR東日本文化財団(だったかな?)とかって団体が汐留辺りの鉄道史の展示をやってるってんで。・・・しかし、それが場所がわからない。一度 Web でチェックしたのにメモし忘れてて、行きゃわかるだろうと思ってた。それが新橋駅のみどりの窓口で訊いても「文化財ですか?」なんぞと言われる始末。妻の「本屋にでも入って調べてみよう。」との一言で行き当たった書店へ。そこで息子が開いた「鉄道ファン」に、JRの大井工場の夏休みフェア、いろいろ見学出来ますってのが何と今日1日の予定だと。他にも幕張でNゲージ模型のフェアなんてのもみつけたけど、結局息子の希望で大井へ行くことに相成りました。

 新橋から東海道線で品川へ行きまして、そっから乗り換えて大井町駅へ。東日本旅客鉄道株式会社の大井工場は徒歩5分です。いやぁ人、人、人。こりゃたいへんなイベントであります。鉄道好きや鉄道好きファミリー、鉄道好き親子などで大盛り上がりであります。旧型電車の展示や整備工場での車両の上げ下ろし披露など楽しみつつ、鉄道グッズの売り場では特急車両のネームプレートを購入。興味ない人には価値のわからぬものなれど、息子にはたいへん価値有るシロモノなのです。息子が選んだのは北陸本線の「特急北越」の「福井行き」のプレート。いろいろ迷った末に決めたもので、大層気に入ったようであります。鉄道好きの大人のかたまりに潜り込んでしゃがみ込んで選び出しておりました。北陸本線にはいつか連れて行ってやりたいもの。
 今日の夏休みフェアはどうも毎年大井工場が開催しているもののようで、入場者の相手をしているのはみんな大井工場の従業員の皆さんかと思われました。暑い、熱い中、ご苦労様です。大変なんだろうけど、当然かもしれないけど嫌々やってる感じも見えず、鉄道工場労働者のにこやかな応対で(ところどころに女性従業員も見えました)、楽しいひとときを過ごせました。本日、皆さんは打ち上げで美味しいビールを飲むのでありましょう。この工場では、組合の問題なんかはどうなってるのかな。そんなんこういうひとときでわかるはずもありません。ただ、感じのよい時間と場所でした。

 この後は品川に出て、横須賀線で東京へ。ここで東京駅のギャラリーへ。イギリス、フランス、イタリア、ロシア、アメリカ、日本などの鉄道絵画の数々。中に、中国で機関車の車両に大勢の人達が腰掛けたりしている写真が展示されていて、撮影者がさりげなく「ロバート・キャパ」となっていたのは「発見」でした。あの「ライカでグッドバイ」のキャパです。
 フランスの絵で、客車で、車窓から見える遠方の風景を真中に挟んで向かい合った女性の一方が読書をしていて、他方がうたた寝、というのがありまして、僕はこれが気に入りました。特にうたた寝している側に安息を感じて惹かれました(二人の服装は修道女のように僕には映りましたが)。解説によれば勤勉と怠惰の対比か、はたまた対象的な構図の妙をねらったものか、といった趣旨のことが書かれていましたが、その解説を見る前に僕の眼はこの絵を捉えていて、とりわけ左側のうたた寝する女性に安らぎのようなものを感じたのでした。怠惰ではなく、これは安息なのです。僕にはそうとしか見えなかったですね。
 他には、夜空の下、裸身で散歩する女性と部屋の中で何か研究(?)している学者、遠景に見える列車。何ともシュール・レアリスムな絵が印象に残りましたね。他にもいくつかあったけど割愛。

 それから上野に出まして、韓国・朝鮮料理の店が並ぶ街を歩いて店定めしてからいざ夕飯。美味かった。この辺りには何回か来たことがあって、一番最近来た時は(と言ってもだいぶ経つけど)、この辺にしてはイマイチと思われる味の店に入ってしまったけど、今日のはオーケー。マシッスムニダでありました。 ・・・ っつーわけで、こうして我ら3人は大江戸を離れ、帰路に着いたのです。息子は明日は野球の練習(試合日だ!)が朝からあるし、はよ寝なきゃならん。特急のプレートは大事にしろよってわけで今日はおしまい。心身体調すぐれぬ日々なれど、家族の笑顔を見れば救われます。


03年 8月24日(日)   暑くても息してます、何とかするなる

 今朝はきつかったぜい。
 昨夜は大江戸ぶらり旅から帰ってきて、二郎さんの新薬(新処方薬、別に二郎さんが製薬してるわけじゃない)を飲んで寝たんだが、夜中に目覚めた時はふーらふら。朝も重くてなかなか起きられん。変えた薬が今までよりきついせいか、昨日1日の疲れのせいか、焼肉屋で飲んだアルコールのせいか、何が原因かははっきりしない(あっしにわかるわけない)。前の薬が1錠残っていたんだけど、新しいのをいきなり日曜に飲んで月曜の出勤を吹き飛ばしてもいかんと思って昨夜から新しい方を飲んでみたんだが、どんなもんでしょう。昨日はだいぶ歩いたしビールもちょっと飲んだしで、薬のせいなのか自分で推測するのも容易でない。寝足りんのかヤクが強かったのか、よーわからへんが、とにかく朝になっても眠い。重い。起きるのがきつい。今晩どうしようかね。どのみち前のはもう1錠しかないんだが。
 とーにかく、ぐっすり眠ったって日がない。もう1年以上、ない。なくても生きることは出来ています。くそっ、あっしは生きますよ。へっ。

 今日は息子は野球。おかんも時間取れて応援。あっしだけタラタラ日記つけてる。今年の夏は今になってやって来たって感じで、蝉は鳴くわ汗はどくどく出るわ、いや、本格的に夏の日です。もう8月も終わりに近いってのにねぇ。あっしもこれは乗り越えねば。乗り超えねば。

 息子が大好きな近鉄の試合(オリックス戦)を消音モードでかけながら、山下達郎のアカペラ・アルバム、 ON THE STREET CORNER をかけつつ、日記書いています。8回裏のたった今、ローズがホームラン打って0対0の均衡を破りました。ローズが打ったぜい! うわっ、HTML チェックしてるうちに磯部も打ったぜ。磯部の2ランだっ、3点目だっ! そのまま見ちまった。9回はじいさん吉田(はあっしよりもちろん若いが顔がじいさん顔)が抑えて3対0の勝利。じいさんなのに抑え切ってえらい! 息子よ、今頃おまえも試合出てるかい? ・・・ん? どうも息子も試合出ましたが、ヒットはなかったみたい。いい当たりをセンターに打ったが惜しくもフライアウト。いい当たりだったんだから、また今度、な。他には何度もファウル粘った末のファウルチップ捕球三振。それとフォア・ボール。いいよ、時には選ぶのも大切です。時に選ぶのは大切なことなのです。おとんはそう思うよ。容易じゃないんだからさ。また、今度、な。


03年 8月27日(水)   早退するも乗り越し無事帰宅(当たりめぇだっ)

 今朝はかなりきつかったぜい。
 昨夜はしょうもない調べ事で残業し過ぎ、っつっても以前なら1日ぐらいどうってことなかったんだが今はちゃう。不規則発言、じゃなかった不規則行動は眠りに更なる支障をきたしたのであった。変えたばかりのヤクも長時間効くのは確かだが相性がはっきりしない、まぁ長時間効いても眠りは浅いんだが、とにかく比較的長く効くっつーからには摂取が遅くなればその影響もあるじゃろうし・・・。

 っつーわけでやたらときつい朝。本日どうしてもしておきたい仕事あり、遅く出掛けても夕方以降がよかないので結局早退見込んで無理して出勤。やっぱしもたず、最低限とちょいやって、あえなく昼過ぎ退勤となりにけり。

 帰路の電車は爆睡。最寄り駅の一つ前で目覚めたのに、次に目覚めたら普段は見慣れぬ風景。スワ乗り越しか、どのくらいだ? しばし座席に身を任せ、幸い一駅だけの乗り越しとわかって下車、逆方向の電車を待って再び乗車。最後はバスに乗って家路に着いたのでありました、じゃんじゃん。
 家でゴロ寝しようと思ったが、夏休みで2階は息子とそのダチ達が大騒ぎ。これがなぜか心地良く響き、うたた寝を決め込むことに。息子に「父ちゃんもしかして病院行くの?」と言われ、「いや、父ちゃん昨日遅かったろ。だから今日は早く帰ってきた。」 ・・・ま、事実は事実。そうしてあっしは、子供達の笑い騒ぐ声と走り廻る物音と振動を聞きながら感じながら、ビデオデッキに PINK FLOYD live at Pompeii をセットし、フロイドが 1972年にイタリアはポンペイの遺跡で収録した幻想的な映像と音に包まれつつ、時空を超えて( ・・・は?)まどろんでいったのでありました。

 こんなこと書いててどうすんねん。いやね、いつかココロが晴れ渡ったら、あっしの記録は日本スキゾフレーニア臨床学会に提出して研究の資料にしてもらうのさ。・・・そんな学会ねーよ。
 よくわからんが記録は記録。ライティング療法さ。そんな療法も聞いたことありませんって。
 そんなに不調なら黙して語らずじっとしてろ(って別に誰かに言われたりしてないけどさ)っつったって、こんな状態であるからこそ、茫漠たるバーチャル・フリーダムの世界に一言二言三言と言の葉を置かせてもらうのさ。誰かが読む読まないはその次のハナシ、それは結果のハナシであって、それでいてホントの独白じゃダメなんよ。小説家先生みたいに他に発露もねーわけだし。
 吐き出して晒しておくこと自体が自己カウンセリングなのだとあっしは捉えてる。これは多少ともキーピング・マイセルフによいのです。・・・長い雨はいつか止みます。いつなのかわからんだけです。天気予報はできませんが、いつか晴れます。遥か彼方だろうが何だろうが、シャルビーですがな。


03年 8月29日(金)   新ヤク、もそっと慣らしてみるかね

 拝啓。日本スキゾフレーニア臨床学会殿。今朝もきつかったぜい。1時間遅れて出勤だ。っつったってフレックスのコアにはセーフ。
 二郎さんとこに寄ってみようかとも思っていたがやっぱ止め。もそっと慣らしてみましょう。様子見してみましょう。ま、きつけりゃ未だ中途で行くかもしらんけどね。とりあえず今週金曜までもったがな。はっはっは。明日は一応この夏2度目のぶらりの予定なのじゃが。ま、大丈夫じゃろう。さ、はよ寝にゃ。起き過ぎやね。みんな、あしたの予定は大丈夫かい? ん? ま、今日だな、正確にゃ。寝にゃいかんぜい、はよはよ。


03年 8月30日(土)   大江戸築地サンバぶらり旅

 本日3人の予定が無事そろって(あっしは大抵ゴロンですが)、2003年息子の夏休み第2回大江戸ぶらり旅。朝の息子の一言で、とりあえずの目的地は築地に決定。昨年行った時は日曜日で閑散としておりましたので、再度挑戦です。ぶらり旅とは関係ないけど、あんときゃあっし、精神解放されてたような「気がしている」時期だったな。うーむ。 ・・・ 昨年も土曜だったような感じであっしの記憶は曖昧でしたが、息子によればあれは日曜日。「土曜は大丈夫でしょ?」

 上野から山手線で御徒町。歩いて大江戸線の上野御徒町へ。
 大江戸線で築地市場へ。車中で都営地下鉄サマーワンデーパスってのがあるのを知って、下車後に駅で換えてもらった。有り難う様です。それから築地市場へ行って昼食。市場の情報は交番のおまわりさんが親切に教えてくれました。市場内ぶらりしつつ、波除(なみよけ)稲荷神社で厄除け祈願。
 大江戸線で汐留へ。駅に貼ってあったポスターで、今日が浅草サンバの日と知る。外に出て、まずは旧新橋停車場と鉄道歴史展示室(だったかな?)を見学。先週の第1回で場所がはっきりしなくて行かなかった所。汐留辺りは高層ビルも多くて何だかビッグサイト(ってどこのこと?)だな。その後は都営浅草線の新橋駅まで徒歩。
 それから都営浅草線で浅草へ。大賑わいの通りに出て浅草サンバ・カーニバル見物。浅草寺も見物。家族の健康長寿と幸福祈願。
 営団地下鉄銀座線の浅草駅まで歩き、銀座線で上野へ。そこで居酒屋で晩飯。フレッシュさんの特急で帰路に着きました。ま、バスにも乗るんですがね。

 っつーのが今回の内容。夏休みの最後の土曜に家族の予定がそろって良かったです(あっしはどうせ大抵ゴロンですが・・・くどい!)。ではでは、ちょこっと(?)感想などなど述べましょう。

 築地の交番のおまわりさん。あっしらがハテどう歩こうかねとしてたところがたまたま交番の前。既にあっしは交番の前に立っていたおまわりさんのやさしい視線を感じ取っていました。もう向こうから声かけたそうでしたもんね。あっしがお尋ね申し上げましたが、おいしいところやらお店やら、いろいろ地図にメモしながら説明してくれて、その地図もくれました。いやぁ感謝感謝。マジいい人でしたよ。

 築地には行列のできてるメシ屋がたくさんありましたが、あっしらは特に行列のない「おかめ」という寿司屋に入りました。あっしは上の握り。妻子はづけあなご丼(あなご丼にまぐろの刺身ものってます)。ネタはいいし味は抜群。あっしのでも 2,000円也は流石の安さでしょう。中トロがあんまり美味かったので、もう一つ握ってもらいましたが。妻子のは 1,100円。みんな海老入りの美味〜い味噌汁がついてまっせ。あっしは昼間っからビール小瓶飲んでしまいました。握りのおやっさん(巨人ファンにもイイ人がいるようで、笑)も働いてるおばさん達もみんな気さくでエカッタなぁ。おやっさんに訊かれて「某県から来た。」と答えたら、おやっさん曰く「今日帰るの?」 どうも某県はえらい遠いと思われるようで。おやっさんは世田谷学園野球部出身で(中退だって笑ってました)、少年野球のコーチもやったことあるようで少年野球談義にも花が咲きました。よくケツバットやったって言うんで、妻が「どんな時に?」と尋ねると「ヨメさんと喧嘩した日とかさ。」 冗談きついっすなぁ(笑)。働いてるおばさんには息子も電車好きでしたよって人がいて、あっしの息子に「交通博物館には行ったことあるの?」 話が合いますな。おやっさんとの好きなプロ野球チームの話だけは合いませんでしたがね。あっしの息子が近鉄ファンって聞いてびっくりしてましたがな。おやっさんの息子の一人は東海大浦安で野球やってたんだけど、今はラクロスやってて、以前タモリとナイナイの番組に出たことあるそうです。あ、そいから店にはあのトルシエが来たことあって、サイン入り色紙貼ってありました。去年のW杯の前で、必勝(漢字)とトルシエ(カタカナ)だけ、ちゃんと日本語で書いてありました。あとはフィリップ・トルシエのフランス語サイン。
 ・・・ 余談ですが、築地の辺りはむかしむかしは海だったようですな。魚河岸があるんすから、そこのネタがいいのは当然の成り行き。そうそう、波除(なみよけ)稲荷神社では厄除け祈願させていただきましたです。あっしは真剣です。神社といえば神道ですなぁ。

 汐留では鉄道歴史展示室って(名だったと思うけど)とこ行ったけど、明治期の日本人って、えらい人多かったんだよねぇ。今や隔世の感。

 浅草のサンバは凄い。聞きにし優るかも。ただし人手が多過ぎて、見るのは大変。一つ思ったのは、踊って歌ってパレードしてる人たちの笑顔の良さ。あっしはですね、実は(ってこともないけど)エアロビとかチアリーディングの類の作り笑いが大っ嫌いなんですわ(一所懸命やってる人すまんです)。あれはね、笑顔でやらなきゃ「いけない」んです。笑顔も重要な評点基準の指標の一つ。笑わにゃいかんのさ。ダンスしたりエクササイズしたり跳ねたり飛んだりしたりするのとおんなじノウハウの一つなのさ。だけどですね、サンバのカーニバルの人たちの笑顔は明らかに違います。あれはもう底から笑ってます。解放されてますね。恍惚すら感じます。ワダンフルな笑顔だとあっしは感じています。いいな音楽も。確かにサンバ、いいよ。人生は楽しむものなんだぜってメッセージが伝わってきそうです。うーん。まぁアホのあっしには簡単に効きませんが。 ・・・ しかしイイです、サンバ。近頃ミュージシャンの兄貴がアングロサクソンの音楽はだんだん感じなくなってきたところがある、と言ってブラジルの音楽に凝ってるようですが(ボサノバ中心だと思うけど)、うーむ、単純なあっしは今日の浅草サンバ・カーニバルで、確かにこいつには魂の解放みたいなものを感じるぜと、(ホントーに単純に)感動したのでありました。身体が躍動して、ココロも解き放たれてるって感じかなぁ。あっしにはぜーんぜん容易じゃありませんが、サンバというものはヨイと思いましたです。
 喧騒の中でブラジルのサンバにしばし酔いしれた後は、そんまんま浅草寺へ。3人とも煙(?)を浴びて健康願い、行列に並んで家族の健康長寿と幸福祈願をさせていただきました。あっしは真剣です。浅草寺なんだから今度は仏教だなぁ。あっしは来週日曜から、再びブラック・ゴスペルのワークショップに行く予定です。ゴスペルっていえばキリスト教だなぁ。

 ま、とにかくですね、っつーわけで、息子の小学5年夏休み最終土曜を飾る大江戸ぶらり旅の1日でありました。いかんいかん、ヤク飲まにゃ。はよ寝にゃ。


03年 8月31日(日)   サンバばんざい

 今日の1本目じゃ。
 昨日の息子の夏休み第2回大江戸ぶらり旅で浅草サンバ・カーニバルを見まして痛く感動いたしましたあっしは(その生の躍動感にあっしは文字通り「痛く」感動したのでありました)、本日我がロックな日常のサイトのリンク集に浅草サンバを加えさせていただきました。

 以下、昨日の日記から一部引用してから書き足します。我田引水ならぬ我田引用じゃ。違うな。とにかく一部マル写し引用。たまにモノ書きがやるんだよね、平気で自分の別のところの文章を長々と引用してスペース稼いじゃって金も稼いじゃう手法。ま、あっしは金もスペースも関係ないので(あ、サイトのスペースは一応限りあるが未だ未だ大丈夫)、要するに違う書き方するの面倒くさいんで一旦引用してちびっとだけ書き足します。

 以下、下の一段落は自身のしかも昨日からの引用です。とほほだな。
 浅草のサンバは凄い。聞きにし優るかも。ただし人手が多過ぎて、見るのは大変。一つ思ったのは、踊って歌ってパレードしてる人たちの笑顔の良さ。あっしはですね、実は(ってこともないけど)エアロビとかチアリーディングの類の作り笑いが大っ嫌いなんですわ(一所懸命やってる人すまんです)。あれはね、笑顔でやらなきゃ「いけない」んです。笑顔も重要な評点基準の指標の一つ。笑わにゃいかんのさ。ダンスしたりエクササイズしたり跳ねたり飛んだりしたりするのとおんなじノウハウの一つなのさ。だけどですね、サンバのカーニバルの人たちの笑顔は明らかに違います。あれはもう底から笑ってます。解放されてますね。恍惚すら感じます。ワダンフルな笑顔だとあっしは感じています。いいな音楽も。確かにサンバ、いいよ。人生は楽しむものなんだぜってメッセージが伝わってきそうです。うーん。まぁアホのあっしには簡単に効きませんが。 ・・・ しかしイイです、サンバ。近頃ミュージシャンの兄貴がアングロサクソンの音楽はだんだん感じなくなってきたところがある、と言ってブラジルの音楽に凝ってるようですが(ボサノバ中心だと思うけど)、うーむ、単純なあっしは今日(昨日です、引用者あっしの注)の浅草サンバ・カーニバルで、確かにこいつには魂の解放みたいなものを感じるぜと、(ホントーに単純に)感動したのでありました。身体が躍動して、ココロも解き放たれてるって感じかなぁ。あっしにはぜーんぜん容易じゃありませんが、サンバというものはヨイと思いましたです。

 そんでもそっと書き足しますが、札幌にソーラン祭りってありますよね。あっしは学生時代は札幌におりまして雪祭りは見たものの、ソーランの方は当時なく、テレビでしか見ておりません。その範囲で触れるだけなので何の批評も本来できんのですが、あれはあれで毎年練習して出場するグループって、やっぱ達成感あるし練習にも本番にもココロの解放みたいなものがあるんじゃろうと思うのです。ただ、たぶん、おそらくですが、あれも相当きつい。っていうか高校野球の甲子園みたいになってるかなと。あれはあれで甲子園としていいんですが、なんか苦行を感じるんですね。なんつーかココロとカラダの全面開放(解放)とか恍惚みたいなものはちょっと違う、サンバの天真爛漫とか色気みたいなものとかとはちょっと違うんじゃないかと。テレビでちらっと見たことあるだけで相当な決め付け方ですが(違ってたらごめんなさ〜い、笑)。
 直に見た浅草サンバの方は違うものを感じたんであります。ま、サンバ楽しくて見たい人だかりとかナイスバディ見たくて(?)最前列に乗り出すオヤジ連ありで(笑)、見るのは本当に大変なんですが、とにかく躍動しているんですわ。笑顔が本当にラテンしてまして。人生を謳歌するっていう言い方ありますよね。あれは何かを謳歌してる顔ですね。いやぁ弾けてるんですわ、ココロもカラダも。。 ・・・ 俄かサンバ評論家は斯くの如く考えたのでありました。
 日本伝統のもので言えば、徳島の阿波踊りはそれに近いものがあるかな。当然ながらスタイルや表現は違うし、日本の伝統芸能には日本の風土特有の抑圧的な要素なんかもあるのかもしらんが、まぁ阿波踊りは良さそうだ、最後にそう唐突に思いついたあっしであった。


03年 8月31日(日)   いつかはサンバろう、いつの日か、いつの歳にかは

 今日の2本目じゃ。
 単純なあっしはこう思う。いつかはサンバろう。

 いや、今日はめっちゃきつくて起き上がったのは10時や。ちと前から目が覚めてはおったが起き上がれん。どうも少なくとも 6時頃に一度起きたようだがトイレ後には千鳥足で戻りつつバタンキュー。数秒後には眠りに入ったような感覚(記憶?)が残っているのだが、よーわからん。眠れても起きれんじゃ困る。大体眠りは相変わらず浅いのか改善されてるのか、ぜんぜんわからん。ぐっすり眠れてる感じはぜーんぜんしないから、ま、よかないんだろう。起きてからも眠いもんね。いつのまにかソファで昼寝しちゃったよ。浅いんだとにかく、たぶんさ。それでいてヤクもきついんかねぇ。わっからんなぁ、まったく。

 昨日浅草サンバで生(ナマじゃなくて生命の生です)の躍動感に痛〜く感動したあっしは、現在複雑かつ単純なスキゾフレーニア野郎としてこう思います。いつかはサンバろう。って別に中体(未だ老体じゃねーぞ)や老体にムチ打ってサンバ踊ろうってんじゃありません。いつかはサンバる人生を。ロックな日常を。・・・ いつかはサンバろう。いつなのかはわからん。遥か彼方だろうが何だろうが、シャルビーですがな。

 本日はサンタナかけてます。ボサノバのCDはあるんですが、サンバそのもののはなかったような。っつーわけでサンタナの躍動感をBGMに拝借っつーわけ。サンタナはサンバじゃありませんがね、ラテンの躍動感は共通してるんやっ。


03年 9月 1日(月)   朝の通勤電車で乗り越し、帰りは二郎さんの神経科へ

 拝啓。日本スキゾフレーニア臨床学会殿。本日あっしは出勤日の定時に起き上がれず、いや正確に言うとトイレに行ったものの極度の睡魔が消えぬまま迷うことなく千鳥足で寝床に戻り、フレックスのコアを目指してさらに1時間の深いのか浅いのかよーわからん眠り。でもって、出掛けたものの、やってしまいました、あっしはいつも途中始発電車に乗り換えて座るんですがそのまま爆睡、気づいた時は一駅乗り越しと相成りまして。一駅で未だヨカッタかね。慌てて下車して逆方向の電車に乗車。コアタイムに数分遅れました。しっかしねぇ、朝の通勤電車での乗り越しは初めてじゃないかなぁ・・・。記憶にないなぁ。

 そういうわけで早めに退勤、先週金曜に迷って行かなかった二郎さんの神経科へ。前回は盆休みの不規則生活もあって途中目覚めて眠れずの度合いがひどくてなんて話しまして結局ヤク変わったんですが、どうもその後は寝付けたりするし途中起きても足ふらつかせながらバタンキュー。しかし起きれんのです。今朝も乗り越し。先週は帰りに乗り越し。ちょっときつい。眠りの浅さ深さはわかりません(記憶に残る夢はちょっと減ったか?)。一旦前のヤクに戻したい気がします。
 「結局ね、早く眠ることなんです。足がふらつくのは眠気が強く残ってるからでしてね、頭から来てるんですよ。本当にふらつかせるのは反って前の薬の方があります。前のは末梢神経から筋肉を弛緩させる傾向がやや(?)あります。まぁ今まで大丈夫だから心配することはありませんけどね。うーん、やっぱり長く眠るのが一番なんですがね今は特に。ま、なかなかそうもいかんのでしょうし、中間の薬も都合よくあるもんじゃありませんからね、一旦前のに戻してまた様子見ましょう。」

 っつーわけで、まぁ大体こんな感じのやり取りですかね。要約ですがね。例によって仕事のことなんかも言われましたが今日は割愛(二郎さん労働問題詳しいんだ)。要するに、睡眠前の薬は前のに戻しました。さてどうでしょうかねぇ。まぁ言うまでもなく根本解決はコレじゃなくてココロをどうにかすることなんですが、そいつぁ時間かかりますからね、カラダだけでも何とかキープしていかんとねぇ。
 こんなん書いてないで、はよ寝よって。わかってますがな。これも学会報告のためですがな。・・・はて、本日は S&G の 1967年のニューヨークでの貴重なライヴ録音を聴きつつ、バーチャルペンを置くこととしましょう。ライヴとは思えぬ美しいハーモニー、見事です。THE 59TH STREET BRIDGE SONG (FEELIN' GROOVY)を含む、珠玉の名曲名録音集です。初期の佳曲がいっぱい。去年出たCD。海賊版じゃなくて、ちゃんと(笑)売ってるよ。


03年 9月 2日(火)   早降りもあるでよ

 拝啓。日本スキゾフレーニア臨床学会殿。ハヤシもあるでよ。ってテレビコマーシャル、懐かしい人には懐かしいよねぇ。あっしはハヤオリもあるでよ(くだらんな、すまんです)。
 近頃あっしは時に乗り越しするんですが、実は昨日は朝乗り越しただけでなくて、帰りは早降りしました。でもって今日も早降り。昨日の帰りも今日の帰りも一駅前です。どうもぼーっと乗ってて急に我に帰った時に、突然乗り越しちゃいかんと思い詰めて思わず降りちゃうようなんだな。ま、早降りは乗り越しと違って、すぐに隣りの車両に乗り込みゃ何とかなるんですがね。元の車両に戻ったらそりゃ流石(流石と転石は違います、意味分かる?)に恥ずかしいがな。ガッハッハッ。和田勉かオレは(ちゃうで)。はよ寝よってか。眠れますかいな。まずは晩飯。はて、そのあと眠れるかのぉ。っつったって、ま、シャルビーですがな。


03年 9月 3日(水)   もう一歩で本日も早降りであった

 拝啓。日本スキゾフレーニア臨床学会殿。本日帰りちょっと前から座っておったのですが、ぼーっとしつつ突然あっと思って開いたドアの手前へ。一歩踏み外せばまた早降りでした(実を言うとなんか一瞬降りたような気もするがハッキリせんのです)。あっという間に一つ前の駅と気づきましてすぐに元の座席へ。そのまんま降りてって隣りの車両に移るパワーもなかったな。ま、元の席が未だ空いてて戻ったんだけど、恥ずかしいもんですわ。思わず「あ、未だだったか。」なんて小声でつぶやいてしまいましたが、ワザとらしく聞こえたかもね。ま、みんな、そんなん気にするほどヒマ(?)でもないか。
 いけませんなぁ。ま、シャルビーですがな。シャルビーは I SHALL BE RELEASED ってことであります。本当のところ、光が近づいてくるのすら全くもって見えませんが、あっしは妻と共に未だこれから(今からってことさ)60年以上は生きるつもりなんで(真顔!)、長〜い長〜い時間で考えればいつか光が見えて、いつかシャルビーでしょう。愛する家族という光は十二分にありますけどね。これは掛け替えのないものです。
 ま、収穫を迎える光は待ってりゃいいってもんでなくて、何とかせねばという気持ちも重要です。そりゃわかってますがな。生きてりゃいいんだって気もするけどな。最近わからんくなるよ。「生きること」それ自体でもそんなちっこいことじゃないで。な、詩人ケンさんよ。 ま、とにかくシャルビーですがな。長ーいこと自体が目的なんでなくて、要は長い時間をくださいってことです。わかるでしょうが。禅問答じゃありまへんで。ガッハッハ。またもや和田勉。とほほ。

 今日、田舎の友人からオリンピックと同じ年にやってる小中の同窓会の連絡もらいました。電話してくれました。長いこと出てないんだ。今のうちに言っとけば都合つけるだろうと思ってくれたみたいです。有り難いな。久しぶりだ。行けるといいけど、正月の予定はどうなるかな。行けることを願おう。


03年 9月 5日(金)   しつこいぞ早降り

 拝啓。日本スキゾフレーニア臨床学会殿。本日帰りも早降り。慌てて隣りの車両に移りました。ガッハッハッ。笑うしかないか和田勉。今日の日記はこれにてにするっ。明日は明日の風が吹く。シャルビーじゃ。


03年 9月 6日(土)   冬の散歩道はいつか春につながるのであります

 S&G の BLESSED と A HAZY SHADE OF WINTER を訳して 「うた」のページ も更新しました。

 BLESSED はたぶん聖書の中の言葉が使われています。僕は僕ふうに訳してますから、聖書からの引用と思われる部分も僕流です。僕は神を信じているとは言えません。神を信じていないとも言わないですが。モノリスはありそうだな(笑)。 何か宇宙を律する法則はありそうだよね。それが、人間の世界では神と呼ばれる場合がある。どうか、ご加護を。僕と僕の愛する家族にご加護を。そして柔和な人々に幸いあれ。

 A HAZY SHADE OF WINTER は日本では「冬の散歩道」という邦題で知られています。BOOKENDS という、LPのA面がコンセプトアルバムになっている作品の、B面に入っていました。むかーし(?)、赤井秀和が主役の父親役で、息子をいじめ抜いたガキどもや教師に復讐するというストーリーのTVドラマの主題歌に使われていたように記憶しています。僕は息子を愛しています。そして、導かなければなりません。いや、全ての大人にその責任がある。あ、話が逸れた(笑)。息子は今日の野球の試合で一塁で牽制でアウトとなり、監督にド叱られたそうです。前にも二塁で似たようなことがありました。次は頑張れよ。集中集中! ・・・ 話逸れっぱなし(笑)。

 A HAZY SHADE OF WINTER の訳の最後の( )の中ですが、そんな言葉はこの曲の詩の最後の部分にありません。どこにもこんな言葉ありません。勝手に付けました。ま、いいじゃん、( )なんだからさ。あっしの自己流の詩にしちゃってんだって。問答無用(笑)。ま、笑ってる元気はないが、とにかく シャルビー(BD) じゃ。 


03年 9月 7日(日)   ゴスペル・ワークショップ 2003年セカンド・シリーズ

 今日から今年2回目のシリーズ。クリスマスに向けたワークショップ。あっしはクリスチャンじゃありませんが、こういう歌も訳してますし、はい。今日の練習曲は Oh Happy Day! と He Reigns Forever でした。メンバー増えたなぁ。賑やかです。前回コンサート、CATV で放映の効果等もありや。また、これからもがんばりやしょう。あっしもいつかはシャルビーですがな(そればっかや)。