大地と人々に幸いあれ


柔和で辛抱強い人々に幸いあれ
何故なら彼らはその権利を受け継ぐであろう
血を流す子羊に幸いあれ
抑圧され、つばをかけられ、裏切られた人々に幸いあれ
神よ 何故僕を見放したのか?
僕には行く当てもなく
昨夜もソーホー街をうろついたりしていました
だけど僕には何の意味もないことなんです

大地と王国に幸いあれ
ソウル(魂)を持つ人々に幸いあれ
興奮剤を飲む人々、マリファナを売る人々、
幻想の世界の住人達に幸いあれ
神よ 何故僕を見放したのか?
だけど僕の言葉はぽたぽたとしたたり落ちていく
僕が癒そうともしない傷口のようにね

ステンドグラスや窓ガラスに幸いあれ
僕を神経質にする教会の奉仕に幸いあれ
小銭を騙し取る人々、安っぽい娼婦達、
いかした美女達に幸いあれ
だけど神よ 何故僕を見放したのか?
僕はずっと自分自身の庭を手入れしてきました
あまりにも時間をかけ過ぎたのです